あなたのチームにも生意気な部下がいるのではないでしょうか?
一昔前だったらボコボコにすればよかったもののw、このご時世ですからなかなか言いたいことも言えず、モヤモヤした気持ちを抱えているのではないでしょうか?
今回はそんな方に向けて、生意気な部下への対処法を5ステップで解説していきますね。
部下が生意気になる要因
部下が生意気になる原因のうち、もっとも大きいものが「自負心」とそれに伴う「待遇、評価への不満」です。
もう少し簡単にいうと、
「俺は仕事ができる」
「なのに全然評価してもらえない」
「くそ上司のせいだ」
こんな感情で部下は生意気モンスターに進化していきます。
ただこういう人に限ってそこまで大した奴じゃないんですよね。
なのにプライドだけは一丁前みたいな。
こういう人を相手にするときは「頭ごなしにいってもダメ」です。
どんなに正論を言っても受け入れないですからね。
結論、手のひらで転がすこと。
これが一番のやり方です。
では実際にどうやって生意気な部下をコロコロ転がすのか。
具体的な方法を5ステップで解説していきますね。
生意気な部下への対処法5つ
ステップ①:冷静に対処する
まず絶対に感情的にならないこと。冷静に話す。これ前提です。
生意気な社員というのは自信過剰で、基本的に上司のことを見下しています。
なので感情的に対応し、言い争ってしまうと同じレベルだと認識されてしまいもっと舐められ、もっと生意気になります。
イラっとする気持ちはわかりますが、グッとこらえましょう。
ステップ②:不満を吸い上げる
なぜそんな生意気な態度をとってしまうのか?
ここを吸い上げてあげることが重要。
率直に「なんでそんな態度なんだい?」と聞いてみるといいでしょう。
そうすると色々出てくると思います。
※そもそもの信頼関係が相手と築けていないと、この時点で何も回答が得られずつまずく可能性があります。
そんな方はこちらのnoteを読んでから出直した方がいいかもです。
だいたいの場合が「待遇、評価に対する不満」です。
「俺はもっとできる人間なのになんでこんな扱いなんだ」
こんな不満を持っていることが多いです。
ここを本人の口から聞き出す。
この、「本人の口で言わせること」これが重要です。
本音を本人の口で言わせることで、無意識にこちらに心を開かせることができます。
ステップ③:部下の仕事ぶりを細かく見ておく
本人の口から不満を聞き出したら、その後の部下の仕事ぶりをよくよく観察しましょう。
ここで重要なのは、結果だけを見るんじゃなくて、プロセスを見ること。
仕事への取り組み姿勢や周囲の人間とのコミュニケーションなど。
こういった日頃の様子を事細かにチェックしておきます。
そしてそれが本人の自己評価に対してどれだけ乖離しているのか。
ここを整理しておきます。
ステップ④:正しくフィードバックをする
相手のダメなところや足りないところ。
要するに、「自己評価とずれているところ」を相手に伝えてあげます。
相手からしたら「痛いところ」を突かれるわけですから、当然良い気持ちはしないでしょう。
だからこそ冷静に。
伝える際は、良いところも同時に伝えるといいかもですね。
ここまでで「相手の仕事ぶり、その過程」をみっちりモニタリングしてきたわけですから、これまで気が付けていなかった相手の良いところも見えているはずです。
「今まで全然知らなかったんだけど、こんなことやってくれてたんだね」
こんな誉め言葉も同時に入れてあげるとスムーズにいくでしょう。
ステップ⑤:最後は持ち上げる
指摘しただけで終わっては気分が悪いですよね。
「まだまだ伸びしろがあるってことだ」
「期待している」
「お前なら課題を克服できると信じている」
「お前だからここまで言っている」
こんな風に、相手の能力を高く評価している(期待している)からこそ言っているんだということを伝えてあげること。
以上の5ステップを丁寧にやっていけば、生意気な後輩もコロッと手のひらです。
普段からの信頼関係が大事
ここまで5ステップで解説してきましたが、そもそも論で「部下との最低限の信頼関係」がなければ会話すら成り立ちません。
信頼関係の作り方についてはこちらのnoteで解説をしていますので、自信のない人はまずここから始めてみることをおすすめします。
それではまた次回お会いしましょう。
またね~!
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