【正しい叱り方を解説】叱らずに信頼をなくす上司と叱って慕われる上司の違い

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上司,部下,信頼されない 会社員向け

 

「叱る人は嫌われる」

「褒める人は好かれる」

 

こんな風に思っていませんか?

 

挙句の果てには、

 

「叱ってモチベーション下げるくらいならやめておいた方がいいよね!」

「うちは褒めて伸ばすスタイルだから!」

 

こんな風に、無理やり自分を肯定して納得させようとしていませんか?

 

でも一方で、結構きついこと言っているのに部下から嫌われるどころか信頼が厚い人がいるのも事実ですよね。

 

はじめに結論をいうと、「叱る、叱らない」と「好かれる、嫌われる」は相関関係にはありません。

 

全く別物だということです。

 

まずここを頭に入れたうえでこの先読み進めてくださいね。

 

悩んでいる人
悩んでいる人

そうはいっても今のご時世、叱りたくても 叱れないことが結構ある

 

こんな風に思っている人も多いですよね。

 

ただ断言しますが、叱れない組織は間違いなく衰退していきます。

 

今回は、

「叱れずに信頼を失う上司の特徴」

「叱っているのに慕われる上司の特徴」

 

このあたりを深堀りしつつ、「正しい叱り方」についても解説をしていきます。

 

✔本記事を読んだ後の未来

・部下への正しい叱り方がわかる
・部下からヒソヒソと陰で悪口を言われないようになる
・職場にいくのが楽しくなる

 

ではさっそくやっていきます。

 

 

叱らずに信頼をなくす理由

 

 

 

悩んでいる人
悩んでいる人

叱ったり、厳しいことを言って信頼をなくすならまだわかるけど、

叱らずに信頼をなくすって何?

 

こんな風に思うかもしれませんが、事実としてあります。

 

なので実際に僕がやらかした失敗談を簡単に。

 

以前セブンイレブンで店長をしているときに、よく働いてくれるAさんと、サボってばかりのBさんがいました。

 

コンビニのバイトは同じ時間帯のシフトに2人か3人で入りますから、AさんとBさんはよく同じシフトで働いていました。

 

 

するとよく働くAさんからこんな苦情がちょいちょい入りました。

 

悩んでいる人
Aさん

Bさんが働いてくれません。
仕事もほとんど私がやっています。
店長から注意してもらえませんか?

 

 

こんな相談です。

 

 

ただ当時、僕のお店は深刻な人不足でした。

 

「もし厳しく叱ってやめられたら困る。」

 

こんな想いがあり、優しくやんわり注意するにとどまりました。

 

もちろんBさんの働き方は変わりませんでしたが、当時の僕は体力的にかなり疲れていたこともありそのまま放置してしまいました。

 

すると何が起きたか。

 

結果、Aさんが店を辞めてしまいました。

 

「自分だけ頑張っているのがバカみたい」

「これで同じ給料なんて納得がいかない」

「まぁ頑張ってください」

 

最後の面談でこんなセリフを残して去っていったのを今でも覚えています。

 

その後、優秀なスタッフを失ったことで店舗レベルも悪化。

採用費、採用の労力もかかる。

採用した後も教育に時間がかかる。

もっといえば結果的にAさん以上のパフォーマンスを発揮する従業員を育てることはできませんでした。

 

もうわかると思いますが、

叱れないことは「優秀な人の不満」や「組織のレベル低下」に直結するということです。

 

でも逆の立場で考えれば、そりゃそうですよね。

 

いつも全力で100のパフォーマンスを出しているのに、30や50のパフォーマンスしか発揮しない人が何も言われない。注意もされない。

 

「なんだ。そんなもんでいいんだ。」

 

こんな風に思われるのは必然です。

 

「ダメなことはダメ」

「良いことは良い」

 

この当たり前ができていないチームほど衰退します。

 

これが「叱れずに信頼をなくす」の正体です。

 

 

悩んでいる人
悩んでいる人

うーん、言ってることはわかるんだけど・・・。

でも実際に叱るのって難しい。ハラスメントも怖いし。

 

ここまで読んだ人はこんな風に思ったかもしれません。

 

ただ、よく思い出してみてください。

 

「叱ったり厳しいこと言ってるのに部下からの信頼が厚い」

 

こんな人を見たことがありませんか?

 

「叱る(厳しいことを言う)=嫌われる」

 

僕自身、今までこんな風に思っていました。

 

ただようやく理解ができたので次で解説していきますね。

 

 

叱っているのに慕われる上司

 

 

「叱るのに慕われる良い上司」と「ダメな上司」の決定的な差。

 

それは、

 

「普段から相手の仕事ぶりをどれだけ見ているか」

 

ここに尽きます。

 

 

例えば、普段自分の仕事ぶりをほとんど見てもいない上司が突然やってきて、

 

「お前なんなんだこの営業成績は! やる気が足りないんだよ!」

 

こんな風に怒鳴ったらどうでしょうか?

 

まさにパワハラですね。

 

一方で、普段から気にかけてくれて、行き詰った時は飲みに誘ってくれて、成果が出るまでトコトン付き合ってくれる。

こんな上司だったらどうでしょう?

 

仮に同じことを言われたとしても、おそらく受け取り方は違うでしょう。

 

むしろ「自分のために叱ってくれてありがとう」とさえ思うかもしれません。

 

これが「叱ってるのに慕われる上司」です。

 

要するに、

「普段からどれだけ相手を見れているかどうか」

ここが大事というわけです。

 

ひとつチェックポイント。

 

「お前らしくないじゃないか!」

 

今の自分は相手にこのセリフを吐けるのか?

 

それを自問自答してみると、おのずと今の自分と相手の関係性が見えてくると思います。

 

お試しあれ。

 

おまけ

 

 

この記事を読んでいる人は、きっと「部下との付き合い方」に多かれ少なかれ悩みを抱えていることと思います。

 

そんな方に向けて「部下から慕われる上司になるための方法50選」をnoteにまとめました。

 

今回の内容も、このうちの1つです。

 

セブンイレブンで200名近くの従業員と関わってきた僕の体験談を交えて書いているので、きっと参考になる部分があると思います。

 

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それではまた次回!

 

Twitter⇒ponyo1125

 

 

 

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