【部下への指示は絞りましょう】欲張り上司は嫌われるので注意

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会社員向け

 

※この記事の内容は「部下から慕われ、愛される上司になるための心得50選」から抜粋しています。

興味のある方は覗いてみてくださいね~

 

HIRO
HIRO

どうもこんにちは、HIROです

 

今回は「部下への指示は絞りましょう」というテーマでお伝えしていきます。

 

✅こんなことしていませんか?

・昨日出した指示を無視して次々新しい指示を出す
・ろくすっぽ検証しないで次の指示出し
・これとこれとこれとこれ!といっぺんに大量の指示出し

 

こんな風に「指示を欲張ってしまうこと」ってありませんか?

 

まぁ会社というのは次から次へと指示が降ってくるので気持ちはわからんでもないです。

 

ですが、上から言われた通りに自分の部下にも落としているようだと信頼を失います。

 

そんな方に向けて今回は、「部下に対して指示を欲張りすぎると失敗しますよー」ということを解説していきます。

 

とはいえ、「会社からの指示を無視できない」会社と部下との板挟みになってしまうと感じる方もいるかもしれません。

 

なので合わせて「部下の信頼を落とさず会社からの指示もこなすやり方」についても解説していきます。

 

3分くらいで読める内容になっていますので、ぜひ最後までご覧くださいね。

 

そもそもなぜ指示を欲張ってしまうのか?

 

そもそもなんで部下への指示を欲張ってしまうんでしょうね?

 

これって結局「自分のため」なんですよね。

 

先程も言ったように、会社や自分の上司からは日々指示が飛んできます。

 

そんな中で、

・自分の上司に良く思われたい
・怒られたくない
・逆らえない
・全部こなせばアピールできる

 

こんな風にほとんどの要因が「自分の保身」「自分を良く見せるため」なんですよ。

 

✅じゃあ部下の気持ちは?というと、

・昨日と言ってること違うじゃん
・やれって言ったくせにフィードバックもないのかよ
・コロコロ言うこと変わるからついていけねーよ
・上を見た仕事ばっかしやがって

 

こんな風にあなたへの信頼がどんどん無くなる。

 

部下からの信頼がないチームが成果を出すことはあり得ないですよね。

 

そしてチームが成果を出せないのはリーダーのせいということであなたの評価もあがらない。

 

「自分の出世や評価」のために上からの指示に忠実に対応していたはずなのに、結局部下の信頼をなくし、成果もあげられず、自分の評価を落とす結果になっている。

 

上を見た仕事をしようとするあまり、足元が崩れていることに気が付かない。

 

こんな風になっている人、チームは本当に多いです。

 

ではどうすればいいのか?

 

次で解説します。

 

指示は絞った方が成果につながる

 

 

結論、指示は絞った方が成果が出るんですよ。

 

理由はチームやメンバーの士気が高まるからですね。

 

✅士気が高まるまでのステップ

指示(目標)を出す

寄り添いつつ壁を乗り越えていく

結果をフィードバックする

喜びを共有する

 

1つの目標に対して、みんなで試行錯誤をしつつ、助け合いながら乗り越える。

そこで出た結果をチームにフィードバックしつつ、達成した喜びをみんなで共有する。

 

チームの士気や部下のモチベーションが上がるまでのステップはこれです。

 

指示を欲張っていっぱい出してしまうと、これができないんですよ。

 

1つの指示を入り口から出口までやりきれない。

 

だから達成感を味わえない。

 

だからモチベーションも下がり、信頼も失う。

 

こんな具合。

 

だから指示は欲張らない方がいいんですよ。

 

1つに絞って徹底的にやりこむこと。

 

それが大事。

 

 

とはいえ会社指示も無視できない

 

 

ここまで読んだ方の中には、

 

悩んでいる人
悩んでいる人

そうはいっても会社指示はたくさん来るし、無視するわけにもいかない

 

こんな風に思った方もいるかもしれません。

 

それはごもっともな意見です。

 

ただ勘違いしてほしくないのは、部下への指示は絞れとは言いましたが、

その他の指示はすべて無視してもいいとは言っていません。

 

要は優先順位をつけるんですよ。

 

ダメな上司は、まるで全部の指示が大事かのように言ってくるので、どれに力を入れればいいかがわからない。

 

それだと部下も悩んでしまい、結局全部が手つかずになってしまう。

 

そうではなくて、明確に優先順位を決める。

 

「今の俺たちにとって一番大事なのは○○だ」

「だからこそ徹底的にここの数字は出そう」

 

こんな風に一番大事な指示、優先してほしい指示を明確にする。

 

一方でその他の会社から来ている指示については、

「ちょっと上からこんなんきちゃってさー」
「面倒だけど、あまりにも悪いと格好つかないから最低限やってくれる?」
「全然頑張らなくていいから、中の下くらい目指してやってこ」

 

こんな指示の出し方するんですよ。

 

そうすると、部下からしてもわかりやすい。

 

あと、こういう言い方するもう1つのメリットが「この上司は自分たちの味方だ」と部下に思わせることができるということ。

 

上司、もとい中間管理職はどうしたって、

「会社と部下の板挟み」になる。

これはもうどうしようもないことだと思った方がいいです。

 

その上で大事なのはスタンスを明確にすること。

 

要は「僕は会社側ではなく、あなたたち(部下)側の人間ですよ」と伝えていくことが大事。

 

ここができていないと、部下から見てあなたは「会社の犬」もしくは「会社からの指示を運ぶだけの伝書鳩」にしか見えていないと思います。

 

会社の犬と化してる上司の指示なんて聞きたくないんですよ。

 

ただ、日頃自分たちのことを考えてくれている(味方してくれる)上司から、

「これだけはちょっと最低限でいいからやって欲しい」

とか言われると、つい心が動くんですよ。

 

要するに、上から降りてきた指示を全部こなそうと欲張ると何もうまくいかない。

 

逆に、指示を絞って部下側のスタンスをとっておくと、結果としてその他の指示も聞いてくれるようになる。

 

こんな具合です。

 

これが「指示を欲張らない方がいい理由」というわけです。

 

おまけ

 

本題は以上ですが、一点おまけ的な話を。

 

僕の前職の上司がまさに指示を絞らないで欲張る上司でした。

 

結果的にチームはどんどん悪い方に行ってしまったわけなんですが、

 

その人の口癖が「指示は全部やるのが当たり前」だったんですね。

 

もしかしたらこれを読んでいる人の中にもこんな風に思っている人がいるかもしれません。

 

そんな方に言いたいのは「みんながあなたみたいに優秀じゃない」ということです。

 

あなたのように「昇進するような人」にとっての当たり前は、担当者にとっては当たり前じゃなかったりします。

 

そんなこともできないの?と言いたくなるようなシーンも多いでしょう。

 

ただ、それが標準。当たり前なんです。

 

今回の指示の出し方についてもそうですが、それ以外にも「部下に対して憤る瞬間」というのはあるでしょう。

 

そんな時に「みんなが自分みたいに仕事ができるわけじゃない」と思うようにすると精神状態が良くなりますよ。

 

お試しください。

 

ということで今回はそんなところです。

 

それではまた次回!

 

 

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