「体育会系出身の人が重宝される時代はもう終わった」
最近はこんな風潮が出ており、実際にそんな風に思っている人も多いのではないでしょうか?
今回はそんな方向けの内容になっています。
✔本記事の内容
・体育会系がオワコンと言われる理由3つ
・体育会系が重宝される4つの理由
8年前は大学で体育会系の部活に所属しておりキャプテンをしていました。
その経験もあり、現在は一部上場企業で本部中枢の部署に配属になっています。
【結論】体育会系はオワコンではない
先ほども言いましたが、結論:体育会系はオワコンではありません。
ではなぜ体育会系はオワコンと言われるようになったかというと、多くの人が体育会系というものを勘違いしているからです。
そもそも体育会系がなぜ就職に有利と言われたり、会社に重宝されているかという理由を皆さんはわかっているのでしょうか?
おそらく多くの人が「体力があるから」とか「メンタルが強いから打たれ強そう」みたいなイメージではないでしょうか?
要するに体育会系=気合と根性だけの人
こんなイメージを勝手に持っている人が多いわけです。
ただし、体育会系が重宝される本当の理由というのはそんなことではないのです。
では本当の理由とは何なのかについて次で解説をしていきます。
これを知れば体育会系がオワコンではない理由がわかるかと思います。
体育会系が重宝される4つの理由
①目標にコミットする力が高い
体育会系が重宝される理由1つ目が目標にコミットする力が高いということです。
体育会系で部活をやっていた人は、目標のためにフルコミットで努力をするという思考が体に染みついています。
なので社会人になっても常に目標をもってそれに向かって努力をすることが自然とできるわけです。
特に目標をもたず、とりあえず勤務時間さえこなせば最低限の固定給がもらえると考えてる社会人は結構多いです。
そういう意味で、体育会系出身の人は重宝されるというわけです。
②自己解決力がある
体育会系が重宝される理由2つ目が自己解決力があることです。
言い換えると、PDCAサイクルを回せると言われたりします。
✔PDCAサイクルとは?
・Do(実行)
・Check(評価)
・Action(改善)
③チーム意識が強い
体育会系が重宝される理由3つ目がチーム意識が強いということです。
部活という組織の中で目標達成のためにチーム一丸となって努力するのが体育会系の強みです。
フリーランスの人は別として、会社組織にいる人はなにかしらのチームに属していることと思います。
ただし「自分だけ良ければいいや」だったり「周りは関係ない」と考えて仕事をしてしまっている人は結構多いです。
そういう意味で、チームとして目標を達成するためには何をしたらいいかという思考をもっている体育会系出身の人は重宝されると言えるでしょう。
④メンタルが強い
体育会系が重宝される理由4つ目がメンタルが強いということです。
体育会系出身の人は常に目標をもって努力をしてきているという話は先ほどした通りです。
そして目標をもって努力をしているからこそ、同時に何度も挫折を味わってきています。
挫折の苦しみを知っているので、会社で仮に少し結果が出なかったり思うようにいかなくても落ち込みすぎずに切り替えてまた走り出すことができます。
この挫折経験があるかないかというのは結構重要で、この経験が少ない人は少し怒られたり思うようにいかないだけですぐに心が折れてしまいます。
そういう意味で、体育会系出身の人が重宝されると言っていいでしょう。
体育会系がオワコンと言われる理由3つ
ここまでで体育会系出身の人がなぜ重宝されるのかという点について解説をしてきました。
とはいえ最近の風潮として、体育会系=オワコンと言われる機会が増えてきています。
なぜそう言われてしまうのかという点について解説をしていこうと思います。
①働き方が多様化してきている
体育会系がオワコンと言われている理由1つ目が働き方が多様化してきているということです。
2018年に政府が副業解禁をしてから、副業をする人が一気に増えましたよね。
また、とにかく企業に就職するべきという概念はなくなりつつあり、今ではフリーランスとして個人で稼ぐ人というのはかなり増えてきています。
一方で、体育会系出身者の強みはチームや組織の中で力を発揮することだったりします。
今の時代が個人で稼ぐのが主流になりつつあるため、同時に体育会系がオワコンと言われるようになってきたというわけです。
②ハラスメントの流行
体育会系がオワコンと言われている理由2つ目がハラスメントの流行です。
最近はパワハラ、モラハラ、セクハラなど、とにかくハラスメントに厳しい時代ですよね。
世間のイメージとして、体育会出身者は怒鳴ったり無理やり言うことを聞かせたり、トップダウンのガチガチのマネジメントしかできないと思われています。
そういう意味で、体育会系出身者がオワコンと言われるようになってきています。
③言われたことしかできない
体育会系がオワコンと言われている理由3つ目が言われたことしかできないと思われていることですね。
先ほど言ったように、現在は副業やフリーランスなど働き方が多様化してきています。
その流れで最近では会社組織に所属しない人が増えてきています。
そういう意味で言うと、体育会系出身者というのは上から言われたことを徹底的に実行する力は高いものの、自分で考えてやるべきことを考えることができないと思われがち。
なので体育会系がオワコンと言われてきているというわけです。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございました。
今回は体育会系が重宝される理由と、オワコンと言われている理由。
それぞれを解説しました。
ただ自分が体育会系出身者だからではないですが、やっぱり体育会系出身の人はまだまだ重宝されると思います。
なぜなら、成果をあげる人の共通点というのはコツコツと努力を積み上げることができることだからです。
これはフリーランスの人でも同じだと思っています。
僕は現在副業としてブログを書いていますがブログも同じで、記事を書いてみてダメなら検証しつつまた新しい記事を書いて・・・。
このように、会社員だろうが副業だろうがフリーランスだろうが成果を出すために必要な要素というのは共通しているんですよね。
なので先ほども言ったように、こういったPDCAサイクルの思考を自然と学べる体育会系というのは今後も重宝されるのではないかと思います。
それでは今回は以上です。
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それではまた次回!
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