結果と過程(プロセス)はどっちが大事? 【結論:結果がすべては間違い】

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会社員向け

 

「結果がすべて」

「勝利至上主義」

 

こんな言葉がある一方で、

 

「結果よりも過程、プロセスが大事」

 

こんな風に言う人もいます。

 

結局どっちが大事なの?というところを解説していきたいと思います。

 

結論、僕は過程が大事だと思っています。

 

よく結果だけを見て、結果に届かなった人をボロカス言ったり、結果だけで評価をくだす人がいますが、そういう人はほんとダメだな~と思います。

 

過程で色んな経験をし、学び、得るものがあると思うので、それは貴重な財産です。

 

と、まぁ耳障りの良い綺麗な言葉を並べてみましたが、「過程が大事」といってもこれは条件付きです。

 

それが「結果にこだわった上での過程なのかどうか」という点です。

 

 

悩んでいる人
悩んでいる人

ん? 結果?

過程が大事なんじゃないの?

結局どっちが大事なの?

 

 

 

こんな風に思った方もいるかもなので、もう少し深堀りしていきますね。

 

 

結果がすべてだと「思うこと」が重要

 

 

先程「結果がすべて」という考えは間違っているとお伝えしましたが、誤解してはいけません。

 

結果がすべてだと「思うこと」は重要であり、マストです。

 

例えば、
・今までの経験上、1日5個しか売れないA商品
・これを今日は100個売るという目標がある
こんな場合について考えてみましょう。

 

「いつも5個しか売れないんだから100個なんか無理でしょ」

「まぁちょっといつもよりは頑張ってみるか」

 

こんな風に諦めつつ取り組んでいる人。

言い換えれば結果にこだわらない人の場合はどうでしょう?

 

もちろん結果は出ません。では過程は?

 

「いつもよりちょろっと頑張った」

 

こんな過程に意味がありますか?

そこでなにか得たものはあると思いますか?

 

ないんですよ、なにも。何も残らない。

 

では逆に、結果がすべてだと思って取り組んだ人はどうか?

 

「どうやったら100個売れるか?」

「どうにかして100個売りたい」

「何かないか!方法は!」

 

こんな風に貪欲に考えます。試行錯誤する。必死にやる。

 

こんな風に得た経験、知見、手法、努力。これが大事。

 

要するに、
・過程は大事
・けどそれは結果がすべてだと思って取り組んだ人の場合

こういうことです。

 

「過程が大事」を、結果にこだわり切れなかった負け口上として使っている人が結構多いです。

 

ただ繰り返しにはなりますが、結果にこだわらなかった人の過程は無価値です。

 

もしこれを読んでいる人で、「結果が出なかったな」と落ち込んでいる人は今一度「結果にこだわって取り組んでいたのか」を考えてみるといいかもですね。

 

結果はどうだっていい

 

 

これを言うと、

結果が出なかった=努力が足りなかった
努力が足りなかった=その過程は無価値

こんな風に言う人がいますね。

 

一見もっともらしい意見ですが、これは明確に間違っていますね。

 

というのも、結果なんて自分の力だけではどうにもならないことも多いです。

 

運の要素もあれば、外部的な要因もあるし、予想だにしていないアクシデントもある。

 

要するに、結果というのはあくまで結果でしかない。

 

結果論という言葉があるように、それはもう受け入れるしかない。

 

大事なのは、結果が出なかったからその過程に価値がなかったとはならないということです。

 

あなたの周りにもいませんか?

 

結果が出なかったことをガミガミ言う人。

 

あぁいう人は無視してOKです。

 

傾けるべきは自分の心の声です。

 

「自分は本当に結果にこだわって、できることはすべてやったのか?」

 

これを自問自答するんですよ。

 

この問いに対して、自信をもって首を縦に振れるなら、周りの意見なんか関係ない。

 

それはあなたの財産だし、自信だし、次のトライにつなげていけばいいわけです。

 

 

反省は必要/後悔は不要

 

 

さいごにひとつ。

 

反省と後悔の違いってわかりますか?

 

これは僕の持論ですが、

後悔:過去を見ている
反省:未来を見ている

と思っています。

 

結果が出なかった時によくあるのが、

「あそこをもっとこうすればよかった」

「なんであの時、この選択をしなかったんだろう」

こんな風に、過去の失敗を悔やむ人がいます。

 

ただ、これって結果が出た今だから言えることなんですよね。

 

当時はその選択がベストだと思って進んでいたはずなんですよ。

 

ここで「なんであの時こうしなかったんだー」で頭を抱えて終わっている状態。

 

これが後悔です。

 

では反省とはなにか。

 

なんでその選択をしたのか。その理由まで明確にするんですよ。

 

そのうえで、次は同じ失敗をしないようにすること。

 

これが反省です。

 

 

例えば、野球のピッチャーだとして。

 

渾身のストレートを打たれて決勝戦で敗れたとしましょう。

 

「うわー、なんであの時ストレート投げたんだろう・・・」

「変化球投げてれば勝てたかもしれないのに・・・」

 

こんな風にただ出てきた結果だけを見て、落ち込んで終わってしまうこと。

これが後悔。

 

一方で、反省する人は考えるんですよ。なんであの時ストレートを投げたのかを。

 

「あの時は変化球のキレが少し落ちてきてた」

「ストレートは一番自信のある球だしいけるはず」

 

こんな風にまず当時の自分を認めるんですよ。

その時はその選択で間違ってなかったと。

 

と同時に、なぜ打たれたのかも考えるんですよ。

 

「相手のバッターが勝負所でストレートに強いデータが頭に入っていなかった」

「次からは相手バッターのデータの取り方をもっと工夫しないとダメだ」

 

こんな風に次につながる考え方をする。これが反省。

 

 

後悔はする必要ないんですよ。だってその時はそれがベストだと思ってやったんだから。

逆にその時の選択がベストじゃなかったと今思えるんだったら成長している証拠です。

 

・当時はあの選択がベスト(限界)だった。
・じゃあ何が足りなかった?
・今ならなにができる?

これを考えて次に進むことが大事だということです。

 

今回は結果と過程についてのお話でした。

 

ではまた次回~!

 

 

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