※この記事の内容は「部下から慕われ、愛される上司になるための心得50選」から抜粋しています。
興味のある方は覗いてみてくださいね
どうもこんにちは、HIROです。
突然ですが、第一印象ってほんと当てにならないですよね。
・ぱっと見は根暗でコミュ障。だけど仕事ができる
こんな風に、良くも悪くも第一印象と違うパフォーマンスを上げる人は山ほどいます。
これは第一印象だけで見抜けるはずもないんですよ。
もちろん、第一印象をもってしまうことは止められないのでしょうがないですよ?
ただ、第一印象に引っ張られて、人を見る目が曇ってしまうのは良くない。
ということで、今回は部下の第一印象に引っ張られる上司の末路と、防止策について解説をしていきますね。
3分くらいでサクッと読めますので最後までどうぞ~
第一印象にとらわれる上司の末路
ではさっそく、第一印象にとらわれすぎるとどんな危険があるのか?
そこを解説していきますね。
①メンバーの不満が溜まる
冒頭いったように、第一印象だけでは仕事できる奴、できない奴の判断はできません。
ということは、上司が誤った評価をくだしてしまうケースが出てくるというわけです。
すると、
「なんであいつってあんなに評価されてるの?」
「俺と同じミスしてるのになんであいつは怒られないんだ?」
こんな風に不満が溜まる。
これが正しい評価ならいいんですよ?
「まぁあいつならそういう待遇だよな」と周りからの納得が得られるくらい評価されてるなら。
ただ、少なくとも第一印象に引っ張られた評価をしている上司は、確実にここを見抜けません。
結果、メンバーからの不満が溜まっていくというわけです。
②舐められる
第一印象に引っ張られすぎる上司のもとには当然、
「第一印象で得している部下」がいます。
もちろん第一印象がいいのは素敵なことですが、この場合「実力以上に評価が高くなってしまっているケース」が多い。
サラリーマン時代の僕がまさにこのタイプでして、
・ただ凡ミスが多く、結構な頻度でやらかす
こんなタイプでした。
ただ第一印象しか見ない上司だとミスをしても、
「たまにはそういうことあるよな」
「普段から頑張ってるから疲れてるんだな」
こんな風に全く叱られないという現象が起きます。
そうすると「この上司ちょろいなーw」となって舐められます。
「どうせこっちのことちゃんと見えてないんだから手抜いてもばれないし、適当にやろーっと。」
こんな風にね。
③辛くなるメンバーが出てくる
ひとつ前で、
第一印象が良い人が「実力以上の評価」を受けて、上司を舐めるようになる。
こんなことを説明しましたが、生真面目な人だと「その状況を苦しいと感じる」場合があります。
「自分はそんなに評価されるほどの実力ないのに・・」
と実力と評価のギャップに悩んでしまう。
もっときついのは、同僚やメンバーからの風当たりがきつくなるということ。
「お前、上司にこびてんじゃねーよ」
「実際そんな実力ねーじゃん」
「どんな根回ししてんだよ」
こんな風に言われる。
自分ではそんなつもりがなくても、上司の誤った評価のせいでこんな扱いを受けてしまう。
第一印象だけで判断していると、こんな被害者を出すことにもなりかねないということです。
第一印象にとらわれなくなるための方法
ここまでで第一印象にとらわれてしまう上司の末路についてお伝えしました。
ではどうすれば防げるのか?
第一印象にとらわれなくする、引っ張られすぎなくするための方法をお伝えします。
①先入観をもたない
1つ目、先入観を持たないこと。
ちょっとふわっとした表現ですが、大事です。
これは訓練が必要ですが、相手を評価するときに今までの相手の実績や肩書きなどを忘れて考えるようにした方がいいです。
「今までこんな実績がある人が、こんなミスをするわけない」
「ポンコツだったあいつがこんな結果出せるわけない」
どうしてもこんな風に考えてしまう。
優秀だと思っていたやつがミスればちゃんと叱らなければいけないし、
今までドベだったやつが頑張って頑張って努力して実力をつけて結果を出したならちゃんと評価をしてあげないといけない。
結果というのは正直で、〇か×。正解か不正解かしかないんですよ。
出てきた結果に「印象」というフィルターをかけて誤った評価をくださないように注意しましょう。
②普段の行動をよく観察する
小学生の時いませんでした?
普段は授業中ずっと友達と喋ってるのに、授業参観になると背筋ピンと伸ばしていきなり積極的に参加しはじめる人。
あるいは、今さっきまで上司の悪口をボロクソ言ってたのに、本人が現れたら「よいしょよいしょ」と持ち上げて、機嫌を取る人。
「要領がいい」と言えばそうなんですが、上司はそういう上っ面な部分だけではなく、相手の裏の部分まで掴んでおかないといけない。
こういう人は、上司が関心ありそうな仕事や上司ウケしそうな仕事は積極的にこなし、なかなか日の当たらないような仕事は手を抜く傾向があります。
こういう場合は裏方の人や、規模の小さな取引先、他部署の人などに普段の行いを聞いてみると一発でわかりますよ。
③メンバーとよく会話をする
最後、チームのメンバーや配下の人間とよく会話をすることです。
上司からはどうしても見えづらい部分でも、同僚や同じ肩書きの人間同士では丸見えだったりします。
なので立ち話の参考程度に、メンバー全員の素行を知っておくといいですよ。
「自分の印象とずいぶん乖離があるんだな」と思わされることは結構多いと思います。
もちろんそういった話を鵜呑みにするのは良くないですよ。
悔し紛れに、嘘や人を陥れる発言をする人も多いですから。
あくまで参考として耳に入れておくといいかもですという話です。
上司の評価は部下のやりがいに直結する
ここまで読んだ方はわかると思いますが、上司の評価は部下のやりがいに直結します。
やることやって評価されればモチベーションは上がるし、
大した事してないのに、印象だけで評価されるような人が萎える。
要するに、上司の誤った評価はチーム全体の士気を下げる。
場合によってはチームを崩壊させます。
チームってメンバーのやる気、モチベーションで大きく左右されますからね。
だからこそ上司は、
ダメなものはダメ。
良いものは良い。
ここの判断軸を正しくもって部下を評価しないといけない。
「俺は完璧にできてるな」と思う方はいいですが、
「ちょっと自信ないな・・・」
「大丈夫かな」
こんな風に思ったなら、「部下から慕われ、愛される上司になるための心得50選」を読むことをおすすめします。
これを読めば、
「部下との関わり方」
「評価の仕方」
「取っちゃいけない行動」
「上司とはどうあるべきか」
このあたりが一冊で網羅できる内容となっています。
予定販売数が終わり次第、随時値上げしていきますのでお早めにどうぞ。
今回はそんなところです。
ではまた次回!
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