※この記事の内容は「部下から慕われ、愛される上司になるための心得50選」から抜粋しています。
興味のある方は覗いてみてくださいね~
どうもこんにちは、HIROです
今回は順位をつけなくなったチームの末路というテーマでお伝えをしていこうと思います。
噂で聞いたところによると、どうやら小学校の徒競走でも順位をつけるのをやめたところがあるとかないとか。
たしかに僕が前まで勤めていた会社でも、社員の数値順位が一切公表されなくなりました。
これを読んでいる方の中には、
「順位をつけると、下の方の人から不満が出そう」
「でも順位制度を廃止してしまうのはどうなんだろう」
こんな風に悩んでいる人もいるのではないかと思います。
今回はそんな悩みを解決させる内容になっています。
先に結論を言ってしまうと、僕自身は「順位はゴリゴリにつけるべき」だと考えています。
詳しくは後述しますが、レベルが低い人に合わせたチーム作りをしていると、チームが崩壊する。
結果全員が不幸になるからですね。
この辺りも踏まえて本題に入っていきます。
サクッと読める内容なのでぜひ最後までご覧くださいね。
順位をつけなくなった組織の末路
まず初めに、なぜ順位制度はないといけないのか。
ここについて解説をしていきます。
先程も少し触れましたが、順位をつけなくなったチームはどんどん衰退していきます。
なぜなら、社員が頑張らなくなるからです。
頑張っても評価されないような組織で頑張ろうと思えますか?
一部の変態はそれでも頑張れると思うんですが、基本的に人間は「人から認められたい生き物」なので、難しいんですよ。
そしてモチベーションを失った組織、チームはパフォーマンスがあげられず確実に崩壊します。
これが順位をつけないチームの末路です。
ただそれでもなお、「順位制度の廃止」をうたう組織が増えてきている。
まさか自らチームを崩壊させたいと思っているわけではないと思うので、なぜそうなってしまうのか?
次でそこについて深掘りしていきます。
なぜ順位をつけなくなったのか
そもそも「なぜ順位をつけないようにしよう」といった声が上がるようになったのか?
これは言うまでもなく、下位の人がかわいそうだからですね。
みんなの前で叱られたり、自分の結果が周囲に晒されてしまい恥ずかしいからといったところではないかと思います。
徒競走でいえば、ビリでゴールするのが恥ずかしい
会社でいえば、自身の悪い営業成績を晒されるのが恥ずかしい
こんな具合。
たしかにこれだけ見ると、「下位の人がかわいそう」だと見えないこともない。
ただし、これで「じゃあ順位をつけるのやめよう」というのは安直すぎる。
そもそもこれの根本的な原因は「評価する側の接し方」に問題があるからです。
営業成績で下位の順位がついた人に対して、
・みんなの前で怒鳴り散らす
・ろくすっぽ指導もしていないのに結果だけみて叱る
・罵声や怒声を浴びせる
こんな「理不尽な指導」をする人がいるのが問題。
だからみんな下位を取ることを嫌悪するようになる。
みんなが嫌悪して、場合によっては鬱とかも絡んでくるから、そもそも順位を無くそうみたいな話になってくる。
要するに、「順位つけるのをなくそう」の根本的な要因には「指導者の誤った行動」が隠れているということ。
ということで、次のパートでは下位をとってしまった相手に対する適切なアクションを解説していきます。
下位をとった相手への適切なアクション
ここまでで、
・順位をつけることは必要
・まずいのは順位が悪かった人への接し方だ
ということをお伝えしてきました。
最後に、「順位が低かった人にどのように接すればいいのか」という点について解説をしていきます。
まずは相手に「なんでそんな結果になったのか」を聞くようにしましょう。
もちろん結果が出ていないわけですから、相手は何かしら間違った行動をしているのは事実です。
ただ、大事なのは相手が何を考え、何も思ってその行動をしたのかを理解することです。
ありがちなのが、ろくすっぽ相手の意図も聞かないで頭ごなしに叱る。
これ最悪ですね。
「そんなことは言われなくてもわかってるんだよ」
「それって結果論だろ」
「そん時はこれがベストだと思ったんだよ」
相手の中にはこんな不満が溜まり、あなたの話はろくすっぽ入ってこないでしょう。
逆に、ちゃんと自分の考えを聞いてくれる人から指導をされれば、
「そうか、ここが悪かったな」
「今回はダメだったけど次回挽回してやる」
こんな風に前向きに捉えられるでしょう。
他人と比べて評価しないこと。これも大事ですね。
なまじ順位が出ている分、どうしても比べたくなるんですよ。
「上位のあいつはここがよかった」
「なのになんでお前はこんな結果なんだ」
こんな風にね。
ただ結果なんて運やたまたまの要素も結構あるもので、参考にならないことも多いです。
大事なのは、他人との比較ではなく自分に対する検証。
・結果は出なかったけど良かったこと
・やっぱり悪かったこと
ここをちゃんと検証する。
その手助けをするのが上司です。
そしてそれさえできれば「目先の結果なんて関係ない」ということを伝えてあげること。
そうすれば今回の順位に落ち込みすぎることなく、次に進めるでしょう。
・自分の中での検証を手伝う
・良いものは良い
・ダメなことはダメ
「部下から慕われ、愛される上司になるための心得50選」では今回のような内容を計50個の項目で解説をしています。
興味のある方は覗いてみてください♪
じゃあまた次回!!
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