部下の『さん付け』はいますぐやめろ! さん付けチームが崩壊する3つの理由

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会社員向け

 

今回は、部下のことを『さん付け』で呼ぶチームが崩壊する理由というテーマでお伝えしていきます。

 

 

悩んでいる人
悩んでいる人

部下のことはやっぱり『さん付け』の方がいいのかな・・

 

こんな風に悩んでいる方向けの内容です。

 

世の中一般的には『さん付け』で呼ぶことがいいとされていますね。

 

僕の前職でも、全員さん付けで呼びあいましょうというのがルールでした。

 

ただ、それだとチームを崩壊させる可能性があるんですよね。

 

実際に崩壊しているチームをいくつも見てきました。

 

ということで、解説をしていきます。

 

3分くらいで読める内容なので、ぜひ最後までご覧くださいね。

 

さん付けがいいとされる理由

 

 

先程もいったように、世の中的には社員全員『さん付け』で呼びあいましょうというのが一般的です。

 

なぜそういう主張があるのかを一旦整理しておきましょう。

 

色々調べたところ、大きくは以下の2つです。

 

・ハラスメント防止
・えこひいきや差別をなくす
深掘りしていきますね。

 

ハラスメント防止

 

部下をさん付けしない場合、苗字での呼び捨てとかが多いですよね。

 

そうすると、指導や注意をするときに言葉が荒くなりがちで、ハラスメントにつながるリスクがあるようです。

 

上司
上司

「高橋! なにやってんだ! お前いい加減にしろよ!」

 

こんな風につい語尾が強くなったり、過剰な表現になってしまいがち。

 

一方で、『さん付け』をしていた場合。

 

 

「高橋さん! なにやってんだ! お前いい加減にしろよ!」

 

ちょっと違和感がありますね(笑)

 

こんな風に、『さん付け』をすることでハラスメント。主にパワハラを防ぐ役割もあるようです。

 

えこひいきや差別をなくす

 

 

『さん付け』しない場合の呼び方として、苗字呼び捨て以外に、ニックネームで呼ぶ人もいるのではないかと思います。

 

そうなったときに、一部の人だけをニックネームで呼んでしまうと、ニックネームで呼ばれなかった人の誤解を生む可能性がある。

 

・自分のことは嫌いなんだ
・どうせあいつのことが可愛いんだろ
・自分なんかいなくてもいいですね

 

こんな風に、一部の人だけをえこひいきしているように受け取られてしまう場合がある。

 

これが差別だということで問題になっているようです。

 

大きく挙げるとこの2点が『さん付け』推奨派の意見のようです。

 

はっきり言ってクソ食らえですね。

 

ということで、

・なぜ『さん付け』をする必要がないのか
・『さん付け』するとなぜチームが崩壊するのか

 

本題に入っていきます。

 

さん付けがチームを崩壊させる3つの理由

 

 

まず前提として、上司部下の間には溝があってはいけないんですよ。

 

極論いうと、友達みたいに仲良しなのが一番良いんですよ。

 

もちろん、関係性がなあなあになってしまって、部下がダメなことをした時に注意ができないとかそういうのは論外ですよ?

 

ただ、1つのチームで一緒に働く中で、仲が良い方がいいに決まってるんですよ。

 

その方がコミュニケーションも円滑だし、チームとしての達成感も得やすい。

 

友達のことニックネームで呼んだり、下の名前で呼んだりしますよね?

 

それと一緒です。

 

さぁここで問題になってくるのが『さん付け』です。

 

『さん付け』をする一番の問題は、相手と距離ができるんですよ。

 

この距離ができるというのは、チームで活動する上では非常に問題です。

 

ということで、距離ができることによる弊害。

 

距離ができることでチームが崩壊していく理由を3つ解説します。

 

 

①話しかけづらくなる

 

 

まず相手との距離があると、圧倒的に話しかけづらいんですよ。

 

すると、

・相談ごとがしづらい
・何か報告したいことがあってもできない

 

いわゆる「報告・連絡・相談」がスムーズにいかなくなるんですよ。

 

そうすると、チームにミスがあっても気が付けないし、取り返しがつかなるなる前に手を打てたはずのことができなくなったりする。

 

距離がある=話しかけづらいだと覚えておいてくださいね。

 

②相手を知ることができない

 

相手と良好な関係を気づくための大前提は、お互いのことを知るということです。

 

「仕事の目標」
「いま抱えている悩み」
「将来どうなりたいか」
といった仕事上の話から、

 

「家族構成」
「恋愛事情」
「休日の過ごし方」
「趣味」
「いまハマっていること」

などのプライベートなことまで。

 

こんな風に、お互いのことをよくよく知っているという状態を作るのがコミュニケーションの入り口。

 

というかここができていなかったら、どんなにコミュニケーションとっても無駄です。

 

・自分のことをよく知ってくれている相手からの言葉だからこそ響く
・相手のことをよくわかってるから、それに合わせた指導ができる

 

こういったことです。

 

んな中で、相手との距離ができていたら「相手のことを知る」とか言ってられないですよね。

 

・普段の会話もままならない
・飲みや食事に行くなんて想像もつかない

 

こんな状況ではお互いのことを知り合うこともできないので、チームが円滑に回るわけがありません。

 

だからこそ、『さん付け』なんかやめてグッと相手の懐に入っていくようなコミュニケーションが必要なんですよ。

 

③本音で話してもらえなくなる

 

部下に信頼されたいなら一つ覚えておいた方がいいことがあります。

 

それが「俺はお前の味方だよ感」を出すということ。

 

上司たる中間管理職って、会社と部下の板挟みみたいなところあるじゃないですか?

 

 

悩んでいる人
悩んでいる人

上からこれ言われちゃってるけど、部下たちに落としたらきついかなぁ

 

みたいなことばっかだと思うんですね。

 

そういう時に、部下の気持ちをなにも考えずにトップダウンで落としてしまう上司ってのはだいたい信頼をなくすんですよ。

 

ちょっと話それましたが、要するに上司は「あなたの味方ですよ感」をしっかり相手に伝えておかなきゃいけないんですよ。

 

これができないと部下から敵認定されてしまう。

 

言い換えれば会社の犬、会社の伝書鳩として認定されてしまう。

 

そうすると相手の本音なんて一切聞けないんですよ。

 

ただし、口で「俺はお前の味方だよ」といくら言ったって信じられないんですよ。

 

ここで大事なのが相手との距離感ですよ。

 

・普段から自分との距離が近い
・まるで友達のようになんでも話せる
・自分のことをよくよく知ってくれている

 

こんな人から「お前の味方だ」と言われれば、グッとくるでしょ?

 

逆もまた然り。

 

だからこそ、相手との距離は作っちゃいけない。

 

他人行儀に『さん付け』なんてしてる場合じゃないんですよ。

 

【おまけ】なぜ部下と距離を取りたがるのか

 

 

そもそもなんですが、部下と距離を取りたがる上司って「威厳を保ちたい」場合が多いんですよね。

 

「友達みたいになってしまったら、上司としての威厳がなくなる」
「厳しい雰囲気、緊張感ある職場を作れなくなる」

 

こんな風に思っている人が意外と多い。

 

ただ、こういう見せかけだけの威厳とか空気悪くなってうざいだけなんで今すぐやめましょう。

 

威厳というのは「出そうとして出るものではない」んですよ。

 

部下からの信頼が貯まり、それが自信になり、内なる自信が表面の立ち居振る舞いなどに表れた状態が威厳です。

 

威厳の正しい出し方については別記事で紹介しているので、興味ある方はこちらからどうぞ。

 

要するに、「威厳を出したい」とか「メンツを守りたい」みたいな理由で相手と距離を作るのはナンセンスだということ。

 

こんな感じで、威厳出そうとか頭で考えずに、まず目の前の部下との距離をググっと縮めてみてください。

 

それだけでチームの雰囲気は劇的に変わります。

 

ということで、『さん付け』は絶対なし!!!!

 

 

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