【仕事で結果が出せないと悩む人へ】結果を出すためのポイント10選

スポンサーリンク
会社員向け

 

今回の内容は、

元横浜ベイスターズの高森勇旗さんの著書『降伏論』の内容をまとめたものです。

 

興味のある方はこちらからどうぞ。

 

 

今回はこの本の中からいくつかポイントを抜粋し、

 

『仕事で結果が出せないと悩んでいる人向け』

 

結果を出すためのポイントを10個解説していきますね。

 

✅こんな人は読むべき

・仕事で結果を出していきたい
・なんで自分がうまくいかないのかわからない(知りたい)
・力をつけて周りの人を見返したい
・もっと収入をあげていきたい

 

こんな風に、

 

「とにかく仕事で結果を出したいんだ!」という熱意のある方や、

「なんで自分がうまくいかないのかわからない」と落ち込み気味の方。

 

こんな方にはぜひ読んでほしい内容です。

 

逆に、

✅こんな方にはおすすめしません

・今の生活に満足している
・収入はこれ以上あがらなくていい
・今のまま現状維持でいい
・出世や名声なんて興味ない

 

こんな風に、

「自分は今のままでいい」
「今の生活を変えたくない」
「収入も別に上げたいと思わない」

思っている方は読まなくて結構です。

今のまま頑張ってください。

 

ということで、本題に入っていきますね。

 

【前提】一生懸命やってるだけじゃダメ

 

 

まず抑えておいてほしいのは、

一生懸命やってるだけじゃダメだということです。

 

もう少し解像度を上げて言うと、

一生懸命やるのは当たり前。
ただし、努力のベクトルを間違えてたら意味がないよということ。

 

例えば、

「野球部でレギュラーを取りたいから毎日30kmランニングしてます!」
「けど時間がなくてバット、ボールにはほとんど触っていません!」

 

極端に言えばこんな感じ。

 

「いや、バット振れよ!」「ボール投げろよ!」と思いますよね。

 

ただ多くの人がこんな風に、

間違った努力にリソースを割いているケースが多い。

(一生懸命努力すらしていない人は論外として。)

 

また厄介なことに、

会社というところは

「一生懸命やっていれば、結果に関わらず評価されてしまう」

という罠があるんですよ。

 

・あいつはいつも残業して頑張ってる
・朝来るのも誰よりも早くて偉いな
・俺が言ったことを必ず素直に実行してくれる

 

こんな風に思われていると、

仮に結果が出ていなかったとしても評価されてしまう。

 

そして評価されているがゆえに、自分が結果が出ていないことから目をそらす。

 

「まぁ評価されてるし、今のままでいっか」とこんな感じ。

 

ただ、いつかはこのメッキは剥がれるんですよね。

 

最終的に結果が出ていなければ、評価や報酬にはつながらない。

 

それどころか、今までヨシヨシしてくれていた上司も、

手のひらを返したようになるんですよ。

 

とどのつまり、

一生懸命やる”だけ”で得られる「まやかしの評価」ではなく、

結果を出すことによる「真の評価」がやっぱり必要だということです。

 

ということで、前置きが長くなりましたが、

結果を出すためのポイント10個を解説していきますね。

 

 

結果を出すためのポイント10選

 

①未完了(モヤモヤ)をなくす

 

仕事で結果を出すためのポイント1つ目が未完了をなくすということ。

 

1つ目から「ん? どういうこと?」と思ったかもですが、解説していきますね。

 

✅まず完了と終了の違いとは?

終了:自分の意志と関係なく終わりになること(時間制限など)
完了:自分の意志で終わらせること

 

これを踏まえて未完了とは、

自分の意志で終わらせられるのに放置してしまっていること

といえます。

 

言い換えればいつかやらなきゃ」と抱えている心のモヤモヤともいえます。

 

この”未完了”は何が厄介かって、

ふとした時に思い出すんですよ。

 

そしてひとたび思い出すと、

「ネガティブな気持ち」になったり、

「思考の時間」を奪われたりする。

 

いくつか具体例をあげて説明しますね。

 

✅未完了の例

・パソコンのフォルダやファイルが整理されていない
・机の上がいつも汚い
・メールの返信をしなきゃしなきゃと思ってるうちに放置
・いつかやらなきゃいけない仕事を後回しにしている

 

こんな風に、

見る度に思い出す(机やファイル)ことや、

ふとした時に思い出して「どうしようかな」と考えてしまうような事柄

 

こんなものが未完了といえます。

 

また一方で、

未完了は仕事に限ったことではない。プライベートでも発生します。

 

✅未完了の例(プライベート)

・知人へのLINEを未読無視したまま
・夫婦喧嘩が解決しないまま仕事にきた
・借金をしている
・一週間後の外出のプランを立てなきゃなのに放置

 

こんな風に、プライベートにおいても、

ふと思い出して自分のエネルギーを奪う未完了は存在します。

 

未完了がある人は、

その時点で他の人よりも出遅れてるんです。

 

思考や集中、感情を一時的にでもそういった未完了に奪われる。

そういう積み重ねが時間を奪っていき、結果的にパフォーマンスを下げる。

 

そうならないために、未完了を極力減らすことでスタート地点から周りと比べて優位に立つことができます。

 

✅未完了をなくすポイント

・書き出す
・その場で解決できるものはその場で
・今すぐ解決できないものはやる日時だけでも決めておく

 

まず「書き出す」

そしてソッコー片づけられるものはすぐ解決する。

(メールの返信、机の片付けなど)

 

一方で借金や夫婦喧嘩など、相手がいる件は多少時間がかかる場合があります。

 

そんな時は、解決するタイミングだけ決めておく。

これだけでもスッキリします。

 

借金の例:「まだ返せないがいつまでに返せる展望がある」と伝える
夫婦喧嘩の例:「家に帰ったら話したい(ちゃんと謝りたい)ことがある」と伝えておく

 

こんな風に、

まずは自分の中での未完了(心のモヤモヤ)をなくすことからスタートさせるべきです。

 

✅ポイント

・未完了をなくす
・書き出し、すぐ片づけられるものは即対応
・時間がかかるものは日時だけ決めてスッキリさせる

 

 

②今までの価値観を捨てる

 

仕事で結果を出すためのポイント2つ目は、

今までの価値観を捨てることです。

 

例えば、あなたの年収が今600万円だとします。

 

そうすると、当然いまのあなたは年収600万円の価値観です。

 

そこで年収2000万円の人に会い、話したとします。

 

✅例えば

・何があっても電車には乗らない
・必ず毎朝5kmのランニング
・朝食は必ず食べる
・本を月間10冊は読む

 

年収2000万円の人にはこんな習慣があるとします。

 

そこで「君もやってみようよ」と言われたらどうでしょう?

 

「いや、さすがに」
「そんなことしたら○○が・・・」

こんな風に抵抗があるのではないでしょうか?

 

ここを突破するのが今までの価値観を変えるということです。

 

こんな風に「心が反対しているとき」こそチャンス。

 

自分の心に従って流されてたら、いつまで経っても年収600万円の価値観の内側です。

 

そこで思い切って二つ返事で言われた通りにやってみる。

 

強烈な違和感(ストレス)を感じながらも続けてみる。

 

そうすることで、今までの価値観が壊れて結果を出すための土壌を作ることができるというわけです。

 

✅ポイント

・自身が目指すべき相手と話す
・相手の価値観をトレースする
・心が反対しているときこそチャンス

 

③目標を細分化する

 

仕事で結果を出すためのポイント3つ目は、

目標を細分化するということ。

 

前述したように、「ただ一生懸命頑張る」というのは結果を出すためには無意味です。

 

結果を出すには、

目標に沿ってやるべきことをやる

ということが必要です。

 

✅ダメな目標設定の例

・月間売上目標は1000万円だ!
・今月中に新規顧客を500人取るぞ!
・来年までに年収2000万円にする!

 

これらの何がダメかというと、

そこに至るまでの過程が全く見えないんですよ。

※夢や目標は大きい方がいいです。それ自体を否定しているわけではありません。

 

✅例えば

「今月中に新規顧客を500人取る」という目標の場合

 

新規顧客を取るまでの過程は以下のように細分化できます。

 

①見込み客のリスト化
②アポイント率
③プレゼン数
④成約率
⑤契約数

 

まず新規顧客を500人取りたいのに、

見込み客をリスト化したら300人しかいないとなったら物理的に無理ですよね。

 

それならまず「見込み客を増やすという目標」にフルコミットする必要がある。

⇒飛び込み営業、TELアポ、ホームページ集客の強化、お得意様からの紹介 など

 

一方で、

見込み客リストは3000人いるが、成約数は100人しかいかない

こんな場合には「成約率の改善という目標」にフルコミットが必要。

⇒プレゼンスキルの向上、商品の見直し など

 

こんな風に、目標を細分化することで、

どこにコミットすればいいかが明確になります。

 

✅ポイント

・ただ一生懸命ではなく根拠をもって動く
・目標を細分化する
・コミットすべき要素を見つけ出す

 

④とにかく量をこなす

 

仕事で結果を出すためのポイント4つ目は、

とにかく量をこなすということ。

 

ひとつ前で、フルコミットするべき細分化目標を決めると言いました。

 

そしてひとたびそれを見つけたら、

徹底的にやる。とにかく量をこなす。

 

ありがちな落とし穴として、

ベテラン社員って簡単にやってるように見えるんですよね。

 

・簡単に誓約をとってくる
・お得意様との関係性がすこぶる良い

 

こんな感じ。

 

そして上っ面だけを真似してスマートにやろうとしちゃうんですよ。

 

ただこういうベテランは、

とうの昔に下積み時代を終えているんですよ。

 

幾度となくお客様のもとに足を運び、
資料を目の前で破り捨てられようとも、
全く話に耳を傾けてもらえなくとも、
諦めずに熱意をもって接する。

 

こういう下積みがお客さんとの信頼関係を生んでいく。

 

これは紛れもなく、徹底して量をこなした結果に他なりません。

 

さらに今のSNS時代、

「簡単に」「楽に」「効率よく稼ぐ」のようなキャッチコピーの発信ばかりが目につきますが、

断言します。

 

どの業界にも、努力なき成功はあり得ません。

 

だからこそ、まずは圧倒的に量をこなすことが大事と本書でも語られています。

 

✅ポイント

・効率化の前に徹底的に量をこなす
・量をこなすことが結果的に効率化につながる

 

⑤日常の言葉を変えていく

 

仕事で結果を出すためのポイント5つ目が、

日常の言葉を変えていくということです。

 

言葉というのは不思議なもので、

使う言葉1つで周囲に与える影響、そして自身に与える影響も大きく変わります。

 

✅とある大企業の例

・「忙しい」⇒「大人気」と言い換える
・「難しい」⇒「面白い」と言い換える

 

×:今日は忙しいね
〇:今日も大人気だね

 

×:それはちょっと難しいです
〇:それはちょっと面白いですね

 

これだけでも、

「ネガティブな空間」を「ポジティブな空間」に変えてしまう。

 

それほどまでに言葉がもつエネルギーというのは大きい。

 

では実際に、どのように日常の言葉を変えていくのか?

 

ポイントを4つ解説していきますね。

 

①言い切ること

 

言葉を変えていくコツ1つ目が、

 

言い切るようにするということ。

 

私たちは知らず知らずのうちに「言い切らないこと」が癖になっています。

 

例えば、
「~かもしれない」とか「~だと思う」とかこういった類のもの。

 

もちろんこれ自体が悪いわけではありません。
こういった言い方をした方が、口調がまろやかになって相手に伝わりやすい場合もあります。

 

ただここでは、
自分の言葉を変えることで自分自身にプラスの影響を与えることが目的です。

 

なので、
「~です」「~します」
といったように、言い切る。

 

これを習慣付けることで、自身の言葉に責任と覚悟が生まれる。

 

この責任と覚悟というのが大事。

 

これができると、
例えば将来の目標は?と言われた時に
「いつか都内の良いところに住みたいなー・・・なんて」

 

こんな風に言い切れなかったところが、

 

「3年後に、港区のマンションに住みます」

 

こんな風に口に出せるようになる。

 

夢や目標はまず口に出すことが大事ですから、これができるようになるだけでも大きな一歩です。

 

これが言葉を変える意味でもあります。

 

②許可をとらない

 

言葉を変えていくコツ2つ目が、
許可をとらないこと。

 

✅ありがちなコミュニケーション
「ただいまお時間よろしいでしょうか?」
「質問をしてもよろしいでしょうか?」
「そこにあるもの取っていただけませんか?」
「静かにしてもらえませんか?」

 

こんな風に、私たちは日常から許可を取るコミュニケーションを頻発しています。

 

ただし、これらは「質問」という形を装った「要求」なんですよね。

 

「ただいまお時間よろしいでしょうか?」
⇒時間をください
「質問をしてもよろしいでしょうか?」
⇒質問をさせてください
「そこにあるもの取っていただけませんか?」
⇒そこにあるものを取ってください
「静かにしてもらえませんか?」⇒静かにしてください

 

こんな風に言い換えることができる。

 

確かに質問形式にした方が、角が立ちづらいのは確かです。

 

ただし、裏を返せば「自分がこうしたい!」という決定権を相手に委ねていることにもなるわけです。

 

自分の欲求は自分で叶える!という意思を貫けない人は仕事で結果を出すことはできません。

 

そういう意味でも、
いちいち相手に許可をとらない(=人生の選択権を自分でコントロールする)ことは大事です。

 

③言葉に責任をもつ

 

言葉を変えていくコツ3つ目が、
言葉に責任をもつということ。

 

✅よく使っているダメな表現
・スプーンが落ちてしまった
・勉強できなくてテストがダメだった

 

何がダメかわかりますか?

 

これは知らず知らずのうちに、ダメだった理由を人のせいにしているんです。

 

スプーンが独りでに勝手に落ちることはないし、勉強も「できなかった」のではなく「自分がしなかった」だけですよね。

 

こういった他責思考をしている人は、
いつまで経っても自分の失敗や至らなかった点を認めることができないので成長できないんですよ。

 

するともちろん仕事で結果を出すこともできない。

 

なので、些細なことですがまず言葉を変える。

 

先程の例でいえば、
・スプーンが落ちてしまった
⇒スプーンを(私が)落とした
・勉強できなくてテストがダメだった
⇒勉強をしなかったのでテストがダメだった

 

細かいことですが、まずは言葉を変えて、責任感を出せるようにすることが大事です。

 

④禁句をつくる

 

言葉を変えていくコツ最後4つ目が、

禁句をつくるということ。

 

こちらもダメな例から。

 

✅使われがちなダメワード

・一応
「一応資料作りました」
「一応先方に確認します」
・ちょっと
「ちょっと始めましょうか」
「では、ちょっと○○さん発表してください」
「資料をちょっとご覧ください」

 

この「一応」「ちょっと」はかなりの人が使っています。

 

結局のところ、これは自分に自信がないことの表れなんですよ。

 

責任を負いたくないからちょっと逃げてる。

 

先程から言ってるように、

責任と覚悟が持てない人が仕事で結果を出すことはないです。

 

だからこそこういった、

「責任の所在をあいまいにするような言葉」はいっそ禁句にするのが良いです。

 

いざ禁句にしよう意識をすると、

びっくりするくらい言葉に詰まります。

 

意識して改善することで、言語習慣が変わり、思考が変わり、行動、成果へと変わっていきます。

 

✅ポイント

・日常の言葉を変えていくことが必要
・言い切る
・許可をとらない
・言葉で責任をとる
・禁句をつくる

 

⑥意志の弱さはシステムで改善する

 

仕事で結果を出すためのポイント6つ目が、

意志の弱さはシステムで改善することです。

 

まず前提として、

人間の意志というのはめちゃくちゃ弱いということ。

 

・ダイエットやるにしても続かない
・禁煙を決意しても続かない
・筋トレしても続かない

 

要は三日坊主ってことです。

 

これは仕事も一緒です。

 

✅僕自身の失敗談

前職でコンビニのコンサルティングをしていた時に、
相手のオーナーにボロクソ言われたことがあったんですよ。

「こんな数字も頭に入ってないくせによくコンサルなんかやってるな」
「もううちの店来なくていいよ」
「○○さんにアドバイスしてもらうことなんかない」

こんな感じで。

 

そん時はめちゃくちゃ悔しくて、その日の晩はほぼ徹夜で仕事したんですよ。

 

ただ次の日起きたら、そん時の熱ってどっか行っちゃってるんですよね。

 

「まぁそんな時もあるか」
「コツコツ自分のペースでやっていこう」
「昨日言われたことは一旦忘れよう」

 

こんな風に、妥協心にどんどん引っ張られている自分がいたんですよね。

 

結局のところ、自分の意志の強さだけで物事を熱量もって継続するのってほぼ不可能なんですよ。

 

そこで、システムを使って改善ってのが必要になるわけです。

 

システムで改善というのは言い換えれば、

強制的にやらなければいけない環境を作ってしまうということです。

 

✅例えばダイエットが継続できない人の解決策

①毎朝走ることを人と約束する
②その場でライザップの初回講習の申し込みをしてしまう
③3か月後に知人との体重報告会をセッティングしてしまう
④毎朝走るまでは仕事にいけないような環境にする

 

こんな感じ。

 

人と約束をしてしまえば、ランニングに行かないという選択肢を排除できます。

熱があるうちにライザップの講習に申し込んでおけば、どんなに熱が冷めていようが講習の日は必ずきます。

体重報告会をセッティングしてしまえば、そこまでに痩せなきゃいけないという目的意識がより強く生まれます。

走らなければ仕事にいけないような環境(奥さんにスーツを隠してもらうなど)を作れば強制力は言わずもがな。

 

こんな風に、

意志に任せるのではなく環境に身を置いてしまうこと。

 

これが継続のコツであり、仕事で結果を出すためのポイントでもあります。

 

✅ポイント

・人間の意志は弱いから信用しない
・継続せざるを得ない環境(システム)を作る

 

⑦成果はすぐに出ないと自覚する

 

仕事で結果を出すためのポイント7つ目が、

成果はすぐに出ないことを自覚するということ。

 

ひとつ前で継続することの大事さをいいましたが、

継続したとしても結果はすぐに出ないことは自覚しておきましょう。

 

どうしても、

「こんなに頑張っているのに全然成果出ない」と思いがちです。

継続している努力が大きければ大きいほどそう思ってしまう。

 

ただ、結果ってそんな簡単に出ないんですよ。

 

ダイエットだって、

3日間断食しただけで10kg痩せて理想のボディを手に入れられたらみんなモデルです。

 

結果というのはわかりやすく「ポンっ」と出るものではなく、

振り返った時に「確かに今までの自分とは違うな」とジワリと出てくるものです。

 

ここを自覚しておかないとモチベーションが切れて続かなくなるので知っておきましょう。

 

✅ポイント

・結果はすぐには出ない
・努力が大きければ大きいほど結果を求めがち

 

⑧相手を勝たせるコミュニケーションをとる

 

仕事で結果を出すためのポイント8つ目が、

相手を勝たせるコミュニケーションを取るということ。

 

相手というのは、

・取引先
・お客さん
・上司、部下、同僚
・家族
・友達

関わる人全員を指します。

 

そして勝たせるというのは、

気持ちよくさせると言い換えても良いでしょう。

 

✅例えば

自分がつい喋りすぎたなと思った場合
×:「しゃべりすぎてすみません」
〇:「○○さんがすごく頷いて聞いてくれるから気持ちよくてつい喋りすぎちゃいました」
レストランで箸を落としたらすぐに店員さんが持ってきてくれた
×:「すみません、落としてしまって」
〇:「すぐに気がついてくれてありがとうございます」

 

こんな風に、まずは「すみません」を「ありがとう」に変換するコミュニケーションを取るのがおすすめ。

 

そうすると必然的に相手を勝たせるコミュニケーションになっていきます。

 

これができると、仕事上もいい関係を築けますし、プライベートでも気分よく過ごせます。

人間関係が充実していることは結果を出すための前提となる部分でもありますのでポイントです。

 

✅ポイント

・関わる全ての人を勝たせるコミュニケーションをとる
・「すみません」を「ありがとう」に変える

 

⑨相手の心を動かす「さしすせそ」を活用

 

仕事で結果を出すためのポイント9つ目が、

相手の心を動かす「さしすせそ」を活用すること。

 

まず結論から言うと、

さ・・・さすがですね!
し・・・知りませんでした!
す・・・すごいですね!
せ・・・センス抜群ですね!
そ・・・そうなんですね!

これです。

 

一個前の「相手を勝たせるコミュニケーション」に近い部分はありますが、

人は元来、相手よりも優れていたいと思うものです。

 

そこでこの「さしすせそ」が有効。

 

特に有効なのが、

「知らなかったです!」

「そうなんですね!」です。

 

※「さ」「す」「せ」には褒める要素が含まれているので、

安易に使いすぎるとしらけさせる(バカにされてると思われてしまう)場合もある。

 

ポイントなのが、

仮に知っていても「知らなかったです!」「そうなんですね!」と言うこと

 

これが難しい。

 

特に、自分の能力に自信があり、他の人よりも優秀だと自覚している人ほどできない。

 

なぜなら上記で言った、

「人は周りよりも優れていたいものだ」というのは、

例外なくこういった人にも当てはまるからです。

 

要は、

「負けたくない」という思いから「マウントを取りに行ってしまう」んですよ。

 

「あーそれ知ってる知ってる」
「それってたしかこういうことだったよね?」
「俺も3年前にそんな経験してさー・・・」

 

こんな感じ。

 

相手からしたら全く気持ちよくないですよね。

 

仕事いうのは常に人間関係が付きまとうものです。

(社内、取引先、家庭など)

 

このいずれの人間関係でもうまくいっていないと、

メンタルは崩れ、仕事で結果を出すのは難しい状態になります。

 

つまり相手を気持ちよくさせるコミュニケーションが必要なんですよ。

 

それは言い換えれば「負け顔をもつ」ということでもあります。

 

・知ってることでもマウントを取らず最後まで聞く
・「そうなんですね! 知らなかったです!」で締める

 

これだけで相手は気持ちよくしゃべれます。

 

「あの人と話してると、つい気持ちよくて話過ぎちゃうんだよね」

 

こんな風に思われたら勝ちです。

 

✅ポイント

・相手の心を動かす「さしすせぞ」を活用
・マウントをとらない
・負け顔をもつ
・相手を気持ちよくできなければ結果は出せない

 

 

⑩結果を出す覚悟を決める

 

仕事で結果を出すためのポイント10つ目が、

 

結果を出す覚悟を決めるということです。

 

「ん? どういうこと?」と思ったかもですが説明します。

 

冒頭、一生懸命やるだけでは意味がないという話をしました。

 

そこで「一生懸命やる人は上から評価されやすい」とも言いましたね。

 

そうすると、

結果を出すために一生懸命やっていたはずなのに、

一生懸命やることが目的になってしまうケースが往々にしてあるんですよ。

 

結果を出すためには、ただ一生懸命やるだけではダメで、

やり方を工夫して変えていかなければいけないんですよね。

 

ただそれって「今までと違うことをやる」ってことなのでストレスがかかるんですよ。

頭も使うしね。

 

ある意味、思考停止で今まで通り一生懸命やる方が楽だったりします。

 

それにそのまんまでも評価してもらえて気分もいいからなおさら。

 

すると結果を出したいという気持ちから逃げてしまうことがあるんですよね。

 

だからこそ、

こういったストレスやリスクを受け入れつつ、

結果を出す覚悟を決めるということが大事だということでした。

 

✅まとめ

①未完了(モヤモヤ)をなくす
②今までの価値観を捨てる
③目標を細分化する
④とにかく量をこなす
⑤日常の言葉を変えていく
⑥意志の弱さはシステムで改善する
⑦成果はすぐに出ないと自覚する
⑧相手を勝たせるコミュニケーションをとる
⑨相手の心を動かす「さしすせそ」を活用
⑩結果を出す覚悟を決める

 

「もっと詳しく知りたいよー」いう方はぜひ読んでみてください。

 

「元プロ野球選手が語る経験」と「現在経営コンサルとしてバリバリ成果をあげている実績」が盛り込まれた非常にタメになる一冊でした。

 

 

 

おまけ

 

本題は以上ですが、

Amazon Audible(オーディブル)って知ってますか?

 

簡単にいうと、聴く読書ってやつです。

 

通常はAmazonで本を買うと、

「家に本が届く」もしくは「電子書籍を端末で読む」

といった流れになるかと思います。

 

Amazon オーディブルの場合は、

購入した本の内容をすべて「朗読形式」でナレーターが読んでくれます。

それをスピーカーなりイヤホンなりで聞く感じです。

 

✅こんな人におすすめ

・満員電車だと本(端末)を開くのが大変
・忙しくて腰を据えて本を読む暇がない
・活字を追うのが苦手

こんな方にはおすすめのサービスです。

 

登録から30日間は無料で、そこからは月額1500円かかります。

 

タイミングによっては60日間無料のことも結構ありますので、

興味のある方はこちらから覗いてみてください。

 

※残念ながら今回の『降伏論』はオーディブルの取り扱いがなかったです。

 

それではまた次回!!

 

 

X(旧Twitter)⇒ponyo1125

コメント

タイトルとURLをコピーしました