「なんか上司から嫌われてる気がする」
「自分にだけあたり強くない?」
こんな風に悩んでしまう人って結構多いですよね。
会社にいる以上は上司とは付き合っていかなければいけないので、どうせなら円満な関係でいた方がいいですよね。
今回は上司に嫌われる人の特徴と嫌われたときの対処法をそれぞれ解説していきます。
✔想定読者
・なんで嫌われてるのが原因がわからない
・なんで自分にだけあたり強いのかわからない
こんな風に、原因はわからないけどなんか嫌われてる気がするという人に読んで欲しい内容です。
僕はサラリーマン歴8年目です。入社後は現場で営業として勤務していましたが、現在は本社で経営を管理する部署に所属しています。
※現在は独立をし、小さな会社の代表をしています
サラリーマン時代の僕は現場での上司からの評価はすこぶる高かったです。
上司に嫌われる人の特徴8つ
ではさっそく上司に嫌われる人の特徴から見ていきましょう。
自分に当てはまるところがないかをよく確認してみてください。
①言われたことを素直にやらない
上司から教えてもらったこと、アドバイスをもらったことなどを素直に即実行できていますか?
「うーん、なんか俺のやり方と違う」
「今はそれどころじゃない」
「なんかそのやり方古くない?」
こんな風に即実行できない人は意外と多い。
これができていない人は、上司から嫌われやすい原因になります。
逆の立場で考えて欲しいのですが、
自分がせっかく教えたことやアドバイスしたことを相手が一切行動にも移さず無視してきたらどう思うでしょうか?
上司から
「こいつには言っても無駄だ」
こんな風に思われた時点で信用を失います。
そうは言っても的外れなことも結構あるんだよ
こんな風に思う方もいるかもですが、
なんにしてもまず一回はやってみましょう。
少なくともあなたよりも評価されているから上司なわけですし、
知識、経験はあなたよりも多い。
実際にやってみて、
「それでもやっぱり違うな」と思ったらやめればいいだけです。
大事なのは、教えてもらったことをやろうとする姿勢があるかないかということです。
自分に素直さがあるかないかは今一度考えてみるといいかもです。
②注意されても直す気がない
「言われたことを素直にやらない」に似ていますが、上司からの注意や説教を受けても聞く耳を持たないような人は嫌われる原因になります。
先ほども言ったように、「こいつに言っても無駄だ」と思われてしまうとこんな悪循環があります。
✔負の悪循環
⇩
仕事のスキルがあがらない
⇩
大事な仕事を任せてもらえない
⇩
仕事で活躍できないから給料が上がらない(下がる)
⇩
モチベーションが下がってもっと失敗する
⇩
失敗が増えるともっと嫌われる
「言ってもらえるうちが華」という言葉があるように、注意や指導をもらえてる間にダメなところは直しましょう。
そうじゃないと上司に見放されて、結果的に上のような悪循環にハマります。
③顔に出やすい
何か納得のいかないことを言われたり、叱られたりしたときに顔に出やすい人は上司から嫌われやすいです。
前提として、上司も別に言いたくて言っているわけではないんですよ。
できることなら嫌われたくない。
なので、注意した後の相手の顔色を結構見ています。
その中で、相手が露骨に不快感を出すと
「もうこいつと関わるのはやめよう」
こんな風に思われてしまう。
心ではうざっと思っても、顔には出さないようにしましょう。
もしどうしても納得できないなら、直接その場で言いましょう。
その場では怒られるかもしれませんが、ムッとして顔に出すよりも後々になって変な確執を生まなくなりますよ。
④仕事を選ぶ
雑用や苦手な仕事を避けて、仕事を自分で選ぼうとする人は上司から嫌われがち。
上司はチーム全体の様子やバランスを見ながら仕事を振り分けているので好き嫌いで仕事を勝手に選ばれると迷惑なものです。
会社にいる以上は自分の好きなことだけやってればいいというわけにはいきませんので、受け入れましょう。
⑤周りに悪影響を及ぼす
これは少しキャリアがある社員にありがちな例です。
「こんな仕事無駄だからやんなくていいよ」
「こんなんやっても意味ないよ」
こんなようなことを口に出してしまう人がいます。
その人自身はある程度キャリアがあるのでいらない仕事かもしれませんが、
周りの若い社員にとっては重要な仕事だったりします。
こんな風に、
自分のことしか考えずに周りの社員に悪影響を及ぼす社員は
上司からするとかなり邪魔な存在なので嫌われます。
⑥上司の陰口を言う
これは当たり前っちゃ当たり前ですが、
上司の悪口を言う人は確実に嫌われます。
会社というのは恐ろしいもので、上司への悪口や愚痴というのは凄いスピードで広まっていくものです。
ちょっとした世間話程度に言っただけのようなことでも、すぐに本人の耳に入ったりします。
さらにやっかいなことに、噂話だと
そこまで本気で思っていなかったようなことでもやや大げさに本人の耳に入ってしまうものです。
たまに愚痴を言ってしまうのは仕方がないですが、信用できる同僚何人かに言う程度にとどめておきましょう。
⑦仕事の空気を読めない人
仕事の空気が読めない人というのは上司から嫌われる原因になります。
例えば、みんなが超忙しそうに同じプロジェクトの準備をしているのに、一人だけ自分の仕事を進めているといったような感じ。
こういう時というのは、「空気読んでお前も手伝えよ!」なんて言ってくれる上司は実は少なくて、「あいつほんと周りが見えてないな」と心の中で評価されてそれで終わりです。
こうならないためには、
周りの人は今なんの仕事をしているかな?
と常に見ておくようにしましょう。
会社にいる以上は組織で動く場合がほとんどなので、自分1人で単独プレーをするような人は上司から嫌われがち。
⑧無礼講がいきすぎる
最後は仕事以外の話ですが、飲み会などの酒の席で無礼講がいきすぎる人というのは上司から嫌われます。
✔例えば・・・
・日頃の不満をぶちまける
・気配りをせずひたすら飲んでる
・吐いたり暴れたりと周りに迷惑をかける
酒によった勢いで上司に嚙みついたり、無礼な態度をとってしまう人は嫌われます。
無礼講と言っているのでその場では特に注意したりはしないと思いますが、内心イラっとしています。
そして翌日以降、会社での扱いが変わっていきます。
いくら無礼講と言われても、上司がいる以上は完全に気を抜くことはやめたほうがいいでしょう。
上司に嫌われた?と思った時の対処法4つ
①仕事ができる人材になる
「あいつほんと仕事できねーな」
「ノロマだしミスも多いし」
上司に嫌われる理由は色々ありますが、
こんな風に仕事ができないからという理由で嫌われるケースも少なくない。
この「仕事ができない」というレッテルは結構不利です。
✅例えば
・仕事できないくせにいちいち反発してくる
・仕事できないくせに自分のやりたい仕事しかやらない など
こんな風に、「仕事ができないくせに」が頭につくだけで、
嫌われ度合いが倍増します。
そんなときはシンプルに力をつけるしかないです。
別記事で、
「仕事で結果が出せるようになるためのポイントを10個」まとめましたので、
興味があれば読んでみてください。
②なんで嫌われてるのかを考える
先ほど説明したように、上司に嫌われてしまう人には必ず原因があります。
素直さが足りなかったのかもしれないし、空気が読めてなかったのかもしれないし、上司の悪口言っていたのが上司の耳に入ってしまったのかもしれないし・・・
嫌われるきっかけになってしまったのは何なのかをまず考えましょう。
そうじゃないと、挽回しようとして空回りして余計に嫌われるという悪循環になってしまいます。
③言われたことを素直にやる
先ほどいったように、上司から言われたことを素直に聞いて実行しない人は嫌われます。
逆に言えば、教わったことやアドバイスを受けたことを即実行するような部下のことは可愛いわけです。
こちらは実際に僕が上司から教わり、即取り入れたことです。
・挨拶は他の部署にも必ずする
・Yシャツはクリーニングに出す
・革靴は週末磨く
・前日にあしたやることを書き出しておく
・1つの仕事にかかる時間を毎日記録しておく
・営業の極意はナンパをすること
④こまめに報告する
「バッドニュース・ファスト」とよく言ったりしますが、結局部下がミスや失敗をしたら責任を問われるのは上司なわけです。
よくいる部下の特徴として、怒られたくないからとりあえず報告しないでおこうと考えてしまう。
そうするとどんどん問題が大きくなって気が付いたら大問題になってたりします。
そして大問題になってからでは上司も解決するのが大変であり、その大変さが怒りと変わり、報告をしなかった部下へと向けられるというわけです。
逆に、こまめに報告をしてくれていれば上司から安心感があるので、信頼感が増します。
信頼感を積み重ねていけば、少しずつ上司との関係も良くなっていきます。
⑤気にしないで歩み寄る
上司に嫌われてるかも?と思っても、あえて気にしないで上司に歩み寄っていくというのはおすすめです。
上司ってのはわがままなもんで、自分が部下のことを嫌いになっておきながら、それで部下が自分から離れていくともっと怒ったり、嫌いになったりするものなんです。
「あいつは根性がない」
「前々からダメなやつだと思ってた」
こんなことを言いながらです。
逆に言うと、ニコニコしながら話しかけてくるような部下のことは上司というのは嫌いになれないものなんです。
なので、嫌われたかもと思ってもあえて気にせず、逆に距離を詰めてしまうと関係は良くなっていくかもしれません。
上司に嫌われると起こる4つの悲劇
最後に上司に嫌われるとどんなことが起こるのかについて説明していきます。
先ほども言いましたが、「別に上司に嫌われても死ぬわけじゃないし何とかなるんじゃね?」と思っている人ほどよく読んでください。
①評価されづらくなる
仮にいい仕事をしていたとしても、上司からの覚えが悪い部下は正しく評価をされなくなりがちです。
ただこれはある意味当たり前で、好かれてる部下Aさんと、嫌われているBさんが同じような仕事成果を出したとしたら評価されるのは当然Aさんですよね。
要するに、嫌われると仕事評価にも支障が出るということです。
②出世しづらくなる
好き嫌い人事という言葉があるように、上司から嫌われてると出世ルートから外れてしまう可能性が大きいです。
ただこれは嫌がらせでもなんでもなくて、仮にその部下が出世して他の部署に異動したりした時に何か問題を起こしたとします。
そうすると、こいつを出世させたのは誰だ?という話に必ずなります。
そうなると上司からすると出世させた自分に責任を問われかねないということです。
嫌われる=何かしら問題があるということになるわけなので、出世させてもらいないのはある意味で当たり前と言えるかと思います。
③同僚からの当たりも強くなる
上司から嫌われると同僚や後輩からの当たりや見る目も変わってくる場合があります。
上司から嫌われるってことはあの人やばいやつなんじゃね?
こんな風に周りから見られてしまうということですね。
ある意味でいじめと同じ原理でして、いじめのリーダーがターゲットにしている人の味方をしようとしたりかばったりしようとすると今度は自分がターゲットにされたりしますよね。
それと同じで、上司から嫌われている部下のことの味方をしようと思う人はなかなかいないものです。
④他の部署からの評価も下がる
上司から嫌われる人にありがちなのが、他の部署にいって心機一転やり直そうと考えることです。
ただしこれは通用しない場合が多いです。
なぜなら、上司同士というのは横のつながりが結構多く、人事異動に備えて自分の部署の部下たちの情報交換をしている場合が多いです。
そうなったときに嫌われている部下は他の部署にまで悪名が広まってしまい、いざ部署異動した時にマイナスの印象からスタートせざるを得なくなることになりがちというわけですね。
さいごに
サラリーマンである以上は上司との関係づくりは絶対に必要なことです。
逆にいえば、上司との関係性さえうまく保てていれば、会社員生活は割とイージーです。
上司とのコミュニケーションを円滑に図るための話し方についてこちらの記事まとめていますので、こちらもあわせて読んでみてください。
最後に、twitterでも毎日夕方につぶやいています~!
よければこちらから覗いてみてくださいね~(^^)
それではまた次回!
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