「もっと部下にはゴリゴリ働いてほしい・・・」
こんなモヤモヤを抱えている人も多いのではないかと思います。
ただ現実は、
・言ったことしかやらない
・そもそもやる気がない
・出世や昇給に興味がない
こんな感じ。
思わず、
「仕事舐めてる?」と言いたくなることもあるでしょ。
かくいう僕も以前は、
働かない従業員にブチ切れまくっていました。
(結果的にパワハラで訴訟寸前までいきましたがw)
そこではじめて真剣に、
「部下が求めてるものってなんだろう?」
と考えるようになりました。
先に結論からいうと、
部下が求めてるのは「自分が必要とされてる感」です。
じゃあどうやってそれを感じてもらえばいいの?
今回はこんなところを解説していきたいと思います。
✅本記事を読むと得られること
・チーム一丸で仕事ができるようになる
・結果を出すチーム作りができるようになる
・部下へのストレスが減る
・自分も楽になる
・仕事にいくのが楽しくなる
ということで本題に入っていきますね。
必要とされてる感とは?
「自分なんかいてもいなくても一緒」
「自分はチームに全然貢献してない」
部下がこんな風に思わないようにすること。
これが大事ってことです。
✅例:野球チームの場合
もし監督が、
「エースのこいつが打って守って抑えるから、お前らは立ってるだけでいいよ」
こんな風に言ったらどうでしょうか?
頑張る気おきますかね?
これと同じようなことが起きてる職場が結構あります。
✅僕の前職の場合
・内容を聞いても教えてもらえない
・「とりあえず外からの電話だけ受けといて」と言われる
こんな風に「のけ者扱い」されてました。
これは極端だとしても、
「チームが向かっている方向に自分は絡めていない」
こんな思いを与えてしまうこと。
これが、
「必要とされてる感を感じられない瞬間」です。
部下がこれを感じた瞬間にモチベーションは消滅。
チームは一気に崩れていくので注意。
必要とされてる感を感じてもらうために
ではどうやって、
「必要とされてる感」を感じてもらうのかを解説しますね。
①相手がいないとどうなるか想像する
これは心構えとしてオススメ。
✅例えば
・ミスばかりする部下
・仕事が遅い部下
こういう部下を見ると、
つい「悪いところばかり」を探してしまいませんか?
そんな時には一旦深呼吸。
「もしこの人がいなかったらどうなるだろう?」
これを考える癖をつけると良きです。
・実は丁寧でミスがないこと
・その分自分の仕事が増えること
こんな風に、
相手がいることのありがたみに気が付けるんですよね。
たまにでいいのでこれを思い出してください。
そもそも論で、
相手のこと必要と思えてないのに、必要とされてる感なんて出せるわけないのでね。
②特別感を出す
なにか仕事をお願いするときに、
特別感を出すこと。おすすめです。
✅例えば
「君だからこそ頼める」
「先方もこの仕事は君をご指名なんだよ」
嘘でもいいのでこんな風に言ってみてください。
ということで、モチベーション高まります。
③いないと困ると伝える
これは相手が仕事を休んだ時など、
「いつも相手がやってくれてる仕事を自分が代わりにやった時」
におすすめですね。
![上司](https://satokan-rennai.com/wp-content/uploads/2020/08/081808.png)
「いやー、やってみたらこの仕事大変だったよ」
「○○のありがたみがわかったよ」
「いつもありがとうね」
こんな風に伝えてあげましょう。
「いつもあなたが当たり前にやってる仕事は周りを助けてるんだよ」
この気持ち相手にを与えることが大事。
④役割分担を明確に
とはいえ、
・「プロジェクトに絡む人」と「絡まない人」
・仕事の「向き」「不向き」
などが存在するのも事実です。
要するに、どうしても
「重要度が高い人」と「そうじゃない人」は出てしまうんですよね。
それは仕方ないとして、
大事なのは役割分担を明確にすることです。
✅野球でいうと・・
・バントが得意な人
・盗塁が得意な人
・ホームランが打てる人
・守備のスペシャリスト など
それぞれに役割分担がありますよね。
いずれも、
「チームが勝つ」という目的を達成するためには必要な役割です。
大事なのは、
「あなたの仕事はチームのためになっていますよ」
「それがあるからチームが機能してるんですよ」
ここをわかってもらうこと。
ダメなリーダーは、
「タイムリーヒット」や「ホームラン」を打つ選手ばかりを評価してしまうんですよ。
それだと、
「送りバント」や「盗塁」「守備がうまい人」が必要とされてる感を感じられなくなる。
全員に役割があって、
それをみんなが実行するからこそチームで結果出せるんだよ
ってことを伝えるのが大事ってことですね。
おまけ
本題は以上なんですが、
先日こんな質問が届きました。
![悩んでいる人](https://satokan-rennai.com/wp-content/uploads/2021/07/1124295.jpg)
仕事が振りづらいです。
部下も忙しいの嫌じゃないですかね?
残念ながらこれは間違いです。
部下って、
「忙しい」よりも「必要とされてないこと」の方がダメージ大きいんですよ。
考えてみてほしいんですが、
・忙しくて疲れるけど達成感のある職場
どっちがいいかは明白ですよね?
昔コンビニで店長をしていた時、
高校生のアルバイトにこんなことを言われました。
「なんか仕事ないですか? 暇で時間が経つのが遅くて・・」
まさにこれだと思います。
部下はあなたが思ってるほど、
「仕事を振られたくないと思っていない」
ここを理解しておいた方がいいです。
むしろ適度な忙しさが働き甲斐を生むんで、覚えておいてくださいね。
ということで今回は以上です。
また次回!!
X(旧Twitter)⇒ponyo1125
コメント