※この記事の内容は「部下から慕われ、愛される上司になるための心得50選」から抜粋しています。
興味のある方は覗いてみてくださいね~
どうもこんにちは、HIROです
今回は「縁の下の力持ちさん」をちゃんと評価しましょうというテーマでお伝えをしていきます。
あなたは部下を評価するとき、なにを重視して評価していますか?
もちろん数値などの目に見える結果を出す人は評価されるべきです。
ただ、そういう人の陰には「縁の下の力持ちがいること」を忘れてはいけません。
サッカーで例えてみると、実際に点を取るのはFWが多いでしょう。
ただ、FWに絶妙なパスを出した選手や、相手からボールを奪取した選手。
もしくはガッツあるディフェンスでチームに勢いを与えた選手など。
点をとった選手の陰には色んな選手の「目に見えづらいサポート」があるということです。
これは会社組織でも同じことです。
目立つ活躍をする社員の裏には、必ず「縁の下の力持ち」がいる。
ただこういう人は数値成果など「目に見える活躍」をあまりしない傾向がある。
だからこそ難しい。
ただこういう人を正しく評価しないとサポート役だった人は腐ってしまう。
今までしてくれていたサポートをしなくなる。
そうすると点取り屋だった人も活躍できなくなり、結果チームが機能不全に陥るというわけです。
今回はそうならないために「縁の下の力持ちさんの特徴」と「今後どのように評価していけばいいか」を解説していきます。
縁の下の力持ちの特徴
縁の下の力持ち社員にはこんな特徴があります。
✔縁の下の力持ちの特徴
・用もなく周りに声をかけている
・雑用を積極的にこなす
・数値結果をあまり出さない
・聞き上手で相手の話を引き出すのがうまい
・いじられキャラ
僕が今まで知り合ってきた「縁の下の力持ちさん」の特徴はこんな感じです。
面倒見がよくて後輩のメンタルケアをしたり、聞き役になってストレスを発散させてあげたり。
ただ、自分は結果を出さないw
周りからは「あいつは数字を出さない」といじられてもニコニコしている。
それでも自分の役割は「後輩のサポート」だと認識して動いている。
勢いのある若手がのびのびと働けるように、雑用や細かい仕事は引き受ける。
こんな人が縁の下の力持ちです。
おそらくあなたのチームにもこんな人がいるのではないかと思います。
こういう人をちゃんと評価できていますか?
役割を明確にして本人に伝えることが大事
ただ実際問題、目に見える結果を出さない人を評価するのは難しいのもわかります。
いくら陰で活躍をしていたとしても、実際に結果を出していない人の給与だったり待遇を良くしてあげるのは個人の一存ではできませんよね。
だからこそあなたがやるのは「役割を明確にして本人に伝えること」です。
縁の下の力持ちさんは「出世」や「栄転」「給与アップ」にはあまり執着がありません。
献身的で、サポートをすることに喜び、誇りをもっている。
そんな彼らに一番刺さるのは「ちゃんと見てるよ」ということ。
そして「感謝している」こと。これを伝えることです。
・お前のおかげでみんなが好き勝手にのびのびできてるよ
・お前みたいな奴はチームに1人絶対に必要だよ
こんな風に陰の活躍を認めてあげること。
これだけで縁の下の力持ちさんは頑張れる。
むしろ多少の給与アップなんかよりよっぽどガソリンになる。
そしてもう1つ。
こういう人には「点を取ることを望まない」ということ。
これはサッカーでいえば、ゴールキーパーに「点とってこい!」と言っているようなもので、「それは役割が違います・・」となるでしょ。
それと同じで、点を取ることは望んでいないとはっきりと伝えてしまっていいです。
「そのぶん他のやつが点を取るのをサポートしてくれ」と伝えればOKです。
これが役割分担です。
もちろんこれは「相手の陰のサポートをしっかりと認めて本人に伝えたうえで」の話ですからね。
ここスキップして「お前には結果は求めていない」とか言われたら普通にイラっとしますからそこだけ注意。
というわけで今回は以上です。
「部下から慕われ、愛される上司になるための心得50選」ではこんなような内容を計50個のポイントに分けて解説をしています。
興味のある方は覗いてみてください。
それではまた次回!
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