界隈で話題になっている、
田村淳さんの「超コミュ力」を読んだのでレビューします。
✅結論
超おすすめ
✅おすすめのポイント
とにかく解像度が高い
コミュニケーションが上手い下手って、結構感覚的なものだったりしません?
「なんかわかんないけど、あの人の周りには人が集まるよね」
みたいな。
逆に、
「普通に話しているだけなのに、なかなか会話が盛り上がらない」
など。
こんな風に、
コミュニケーションの上手い下手って言語化するのが難しいんですよ。
ただ今回の「超コミュ力」は、
とにかく具体性があってわかりやすい。
「たしかに言われてみれば、コミュ力ある人ってそんな特徴あるよね」
こんな風に納得させられる内容です。
なおかつ、
やること自体はとてもシンプルなので、今日からすぐ実践できることも◎
再現性かなり高めです。
✅こんな人におすすめ
・初対面に苦手意識がある
・カリスマ性がある人に憧れる
・複数人との会話だと無口になりがち
こんな風に、
現状、コミュニケーションに苦手意識を持っている人はもちろん、
もっともっと周囲を惹きつけるような人間になりたい!という方にもオススメ。
✅こんな人にはおすすめしません
・書いてあることを素直に実践できない人
冒頭書いたように、
「確かに言われてみればこういうの大事だよね」みたいな内容が多いです。
(もっとも、それがみんなできていないんだけど。)
なので、
「今まで見たことも聞いたこともないような裏技的なテクニック」を求めている人には向かない内容です。
あと素直に実践できない人も×
ということで、前置きがちょっと長くなりましたが、
内容を要約しつつ解説していきますね。
相手に気持ちよく話させる6つのコツ
まず前提として、
コミュ力=話す力ではない
ここを抑えておくべきです。
✅ではコミュ力とは何なのか?
それが相手に気持ちよく話させる力である
ということです。
よく聞く言葉で言うと、
「聞き上手になる」ともいえますね。
本書では、
この相手に気持ちよく話させるためのポイントを6つあげています。
✅6つのポイント
②TPOに合わせた表情を使い分ける
③上手にうなずく
④肯定から話を始める
⑤マウントを取らない
⑥相手が話しやすくなる質問をする
どうですかね?
言い方悪いですが、「そんなこと?」って感じですよね(笑)
でもこれがみんなできていないんですよね。
僕自身、仕事で社員と接するときにちゃんとできてる?と自問自答してみるとできていないことも多いです。
本書では、こういった一見すると当たり前のことを実践するための、
具体的なポイントとやりがちなNG行動なども書かれています。
初対面が苦手な人へのポイント3つ
コミュニケーションに苦手意識を持っている人のほとんどが、
初対面に苦手意識をもっているのではないかと思います。
✅よくある悩み
・話始めたところで話が続かない
・沈黙が気まずい
こんな悩みを解決するためのポイントも書かれています。
✅ポイント
②相手の話を深堀りし、良いところ(共感できる点)を探す
③否定から入らない
最もネックである「何を話せばいいんだろう?」を解決してくれる内容がこれです。
・それが見つからない時は相手の話を深掘りして探してみる
・聞き出したら否定をせず、聞く&質問で引き出す
ここに書かれていることが実践できれば、
初対面に苦手意識を持っている人でも克服できるのではないかと思います。
その他(シチュエーション別)
その他にも、
シチュエーション別にコミュ力を発揮する方法が具体的に書かれています。
・パートナー(恋人、夫婦)とのコミュニケーション
・子どもとのコミュニケーション
・両親とのコミュニケーション など
シチュエーション別にも記載があることで、
より自分事として捉えつつ、実践しやすい内容になっていると思います。
まとめ
「コミュ力を高める」
「コミュニケーションを改善する」
こんな風に聞くと、
どこか大がかりなイメージをもつかもしれませんが、
実際は「細かい行動、思考の積み重ねが大事」であることがよくわかります。
その辺りの立ち回り、考え方が超具体的に示されています。
コミュニケーションを改善したい、もしくはもっと良くしたい
こんな風に思っている方は読んで損はないかと思います!
ということで、今回は以上です。
また次回!!
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