こんにちは、HIROです。
今回は「サラリーマンなら絶対に読んでおいた方がいい」一冊の本を紹介していきたいと思います。
それがこちら!
「トヨタの会議は30分」です!
最近電車の広告などで目にした方もいるのではないでしょうか?
かくいう僕も仕事帰りの電車に揺られながら、ふと本書の広告が目に飛び込んできました。
「その仕事や忖度、本当に必要ですか?」
僕自身、いまの職場でうまくコミュニケーションが取れなかったり、仕事で失敗したりとストレスを抱えている真っ最中でした。
そんな中で、このフレーズが目に飛び込んできて即その場で購入しました。(笑)
今回の記事では、実際に本書を読んだらどんなノウハウが手に入るのかという点を具体的に紹介していきたいと思います。
✔簡単に紹介
経歴:新卒でトヨタ自動車にエンジニアとして入社し、8年間勤めあげる。
その後、TBSへ転職。さらに経験を積んで外資系コンサル会社に転職したのち、経営コンサル会社を立ち上げた手腕の持ち主。様々な業種の会社で成果を上げ続けた彼が培った「仕事ノウハウ」や「コミュニケーション術」を余すことなく記された一冊。
✔想定読者
・職場でのコミュニケーションに悩んでいる
・勇気が出ず自分の意見が言えない
・もっと成長していきたい
なかなか仕事で成果が出せない人だったり、人間関係に悩んでいる人だったり、
そんな悩めるサラリーマンにはぜひ読んで欲しい内容になっています。
それではここから本題に入っていきます。
この本を読むことで、こういった悩みがどのように解決できるのかを具体的に紹介していきますね。
※amazonなら電子書籍で手軽に読めるのでおすすめです。
本書を読むメリット4つ
・「お前の考えって浅いよな」と言われた
・何を言ってもすぐに切り返される
普段仕事をしていて同僚や上司からこんな風に言われてしまうことはありませんか?
僕自身もこういう経験はあります。
言われたときはめっちゃ腹立ちますよね・・。
ただ認めなければいけないのは、考えが浅いのは事実だということです。
例えば、あなたが「こうなったらこうなる」と考えるところを、上司は「こうなったらこうなるな。ってことはこっちもこんな風に変化するはずだ。だから今のうちにこれもやっておかないと・・・」
こんな風に考えや想像力が深い人は、浅い人に比べて一歩二歩さきのことを考えているわけです。
本書ではこんな人に向けてこんなアドバイスをしています。
「なぜを5回繰り返せ」
実際は5回も繰り返さなくていい場合もあれば、5回じゃ足りない場合もあります。
重要なのは回数ではなくて、「全ての事に対して疑問をもち、自論を展開できるくらい考えを深めろ」ということです。
・周りが当たり前にやっていることが「本当に必要なことか?」を考える
サラリーマンをしていると、つい思考停止して体だけ動かしてしまいがちです。
ただそれでは先ほどいったように、「浅い考えしかできない人間」になってしまいます。
ネット社会の普及で時代の変化はどんどん激しくなります。
昨日までの正解が正解じゃなくなる時代がくる中で、自分で考える力をつけることはあなたの将来にとって間違いなく必須スキルになることでしょう。
「君の言っていることは何言ってるかさっぱりわからない」
こんな風に言われた経験はありませんか?
またもっと最悪なのは、わからないとすら言ってもらえなくなることです。
こちらの主張を相手にわかりやすく伝える力がないと、せっかく物事を深く考えるスキルを身につけたとしても発揮することができません。
本書では、相手にわかりやすく伝える手順を以下のように紹介しています。
✔相手に伝える手順
①何についての話かをまず伝える
②結論(自分の主張)を伝える
③根拠を伝える
④必要に応じて補足説明
まず初めに、何についての話なのかを伝えます。
よく結論から先に言うべきと聞きますが、いきなりあなたの主張を言われても相手からすると何の話か頭がついていきません。
「〇〇の商談についての話です」
相手の脳内をこっちの話題に切り替えるためにこんな風に切り出します。
そして次にあなたの結論と根拠を述べます。
「〇〇との取引は進めるべきだと思います。」
「なぜなら・・・」
こんなイメージですね。
ただし多くの人にありがちなのが、根拠から言ってしまうことです。
「取引先の〇〇会社はこんな素晴らしい点があるんです」
「たしかにうちとの取引は初めてなのでやや懸念点はありますが・・・」
こんな風にだらだらと説明してしまいがちです。
何とか自分の主張を相手に理解してほしいと思うばかり、つい根拠と理由ばかりを説明したくなってしまうんですが、相手からすると、「で、結局どうしたいの?」となるわけです。
相手に伝える力がつけば、自分の考えや主張を相手に理解してもらえるようになり、そうすると仕事も劇的に楽しくなるので、ぜひ意識してほしいと思います。
ちなみに、これは相手に会話で伝えたい時はもちろんですが、資料等で相手に伝えたい時にも全く同じことです。
本書では、資料作成の具体例なども紹介されていますので、ぜひ読んでみてください。
何か言いたいことがある時などに、相手が嫌な気持ちになるかな?とかギクシャクしたら嫌だなという思いから、言うのを我慢するみたいなことって結構あるんじゃないでしょうか?
しかし多くの人が勘違いしていますが、顔色を伺ったり表面上だけ関係性を良くしていても濃密な人間関係を作ることはできません。
本当に強い絆を作るためには、会社や組織をより良くするためにはどうすべきかを考えたうえで、全力で相手とぶつかるということが必要です。
例えば野球を例にして例えてみましょう。
チームで一番ベテランのピッチャーが投げていて、明らかに調子が悪いとします。
チームが勝利するためにはもうそのピッチャーは変えた方がいいわけです。
ただ、この場面で交代させるとベテランピッチャーのプライドが傷つくかもしれないという遠慮から続投させたとします。
チームのことを一番に考えるなら、「チームの勝利のために降板してくれ」と厳しく伝えなくてはいけません。
もしかしたら相手は激怒し、相手との関係性はその瞬間は崩壊するかもしれません。
ただし、チームのことを第一に考えたうえでの判断という軸がぶれなければ、あとからきっと相手にわかってもらえ、相手と強い絆で結ぶことができるでしょう。
それと同じで、あくまで大事なのは会社(チーム)が好成績を収めることで、そのために必要なことであれば遠慮なく言う。
本書では、この内容をこんな風に解説しています。
嫌われてもリスクがあっても間違っていることは指摘して叱る
このように振る舞うことで、相手と薄っぺらい関係ではなく、本当の意味で濃い関係を作ることができるというわけです。
突然ですが、あなたは会議などに出るときにメモを取っていますか?
もしメモを取っているのであれば、相手の話を聞く力が弱い可能性が高いかもです。
実は会議中に取ったメモを後から見返すことってほぼないですし、たとえ見返したとしても「これどういうシチュエーションで出た話だったっけ?」となってしまいます。
そうすると結果的にそのメモは活かされていないということですし、その会議自体出たことが無駄になってしまいます。
そうならない為にはメモを取らずに、相手の話を聞くことだけに全神経を集中させましょう。
実際に本書では以下のように解説をしています。
話し手の顔をしっかり見て、表情や身振り手振りなどのノンバーバルな情報も取り入れつつ、自分の脳みそに相手の話を深く刻みつけたほうがコミュニケーションにズレが生じませんし、理解の深さや速度も向上する。
このように相手の話を真剣に聞き、その場で理解を深めて、会議後まで持ち越さないということを意識しましょう。
そうすれば相手の話を聞く力がアップして、脳内で相手の話を処理するスピードが格段にアップするようになるかと思います。
デメリットを1つだけ
ここまでで本書を読むとどんなメリットがあるかを4つ紹介してきました。
最後に、本書のデメリットを1つだけお伝えしておこうと思います。
それが、実践するには勇気がいるということです。
本書にはサラリーマンが成果を上げるためのノウハウがいくつも記されています。
ただもちろん読んだだけでは身につかず、実際に会社で実践していかなければいけません。
本書のノウハウは、今までのサラリーマン人生と全く違うような(ものによっては真逆)こともあります。
それを実践しようとすると、「最近〇〇さんなんか変わったよね」と後ろ指をさされるようなケースもあるかもしれません。
そういった声を跳ね返しながら行動していくには勇気がいるかと思います。
「読んだうえで実際に行動する!」
「多少の反発があっても自分のサラリーマン人生変えたい」
こんな風に思ってる方にはぜひ読んで欲しいと思います。
おまけ~audibleもおすすめ~
最後におまけです。
皆さんはAmazonがやっている「Audible」って知っていますか?
実はこれまだまだ知られていないんですが、簡単に言うと本が音声として聞けるといったものです。
紙の本だとかさばるし、電子書籍だとスマホで他のことができないし、そもそも満員電車だと本を開くのも大変。
こんな風に思っている方にはぜひおすすめしたいですね。
しかも今だと、無料体験をするだけで一冊分、タダでもらえるんです!
試してみて損はないと思いますので、ぜひ試してみてください!
30日以内に解約でお金は一切かかりませんよ!
※残念ながら今回ご紹介した「トヨタの会議は30分」はAudible掲載がありませんでした。
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