管理職には「一時的に嫌われる覚悟」が必要である理由

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嫉妬,しなくなる,時期 会社員向け

 

※この記事の内容は「部下から慕われ、愛される上司になるための心得50選」から抜粋しています。

興味のある方は覗いてみてくださいね~

 

HIRO
HIRO

どうもこんにちは、HIROです

 

 

今回は「管理職は一時的に部下から嫌われる覚悟をもつことが大事」というテーマでお伝えしていきます。

 

皆さんやっぱり部下には好かれたいですよね?

 

そりゃ嫌われるよりは好かれた方がいいに決まってる。

 

ただ、もし部下から好かれたいなら「一時的に嫌われること」を受け入れる必要がある。

 

 

悩んでいる人
悩んでいる人

ん? 好かれるために嫌われるってどういうこと?

 

こんな風に思った方もいると思うので、もう少し具体的に解説をしていきますね。

 

まず好かれる上司になるために必要なのは「筋を通すこと」です。

 

筋を通すとはすなわち、「チームを正しい方向に導くための行動を貫く」ということでもあります。

 

ちゃんと成果をあげて、チーム及びチームメンバーを成功に導くことができれば感謝される。

 

言い換えれば「好かれる」ということになるわけです。

 

ただしこの「チームを正しい方向に導くための行動」「部下のネガティブな感情」を生むケースが多い。

 

なので一時的に嫌われるケースがあるというわけです。

 

これが好かれるためには一時的に嫌われる道を通らざるを得ない。

 

すなわち嫌われる覚悟を持つということです。

 

 

一時的に嫌われるケース

 

 

ではどんなシチュエーションで嫌われやすいのか?

 

ここでは部下から嫌われやすいケースを紹介していきます。

 

もし今後こんなケースに直面したら、「相手の一時的なネガティブ」に流されないように注意してほしいものです。

 

 

パターン①:やりたいことではなくやるべきことをさせる

 

例えば、

「メンバーはボールを使った練習をしたがる」

「試合に勝つためにランニングと筋トレをやらせる」

 

「部下は暑いからデスクで事務処理を進めたい」

「今は書き入れ時なので営業で外回りに行かせる」

 

こんな風に、「チームとしてやるべきこと」「メンバーがやりたいこと」はイコールではない場合が多い。

 

部下でチーム全体のことまで見えてる人は少ないし、どうしたって自分が楽で好きな仕事に流されがち。

 

そんな時に、嫌われる覚悟をもって相手の道を正してあげられることが必要です。

 

 

パターン②:周りが反対しようが自分の意見を突き通す

 

何か新しいプロジェクトを立ち上げた際や、何か指示をだした時など。

 

ほぼほぼの確率で、誰かしらから反対意見はあがります。

 

「そんなプロジェクト成功するはずない」
「リスクが高いからやめた方がいい」
「これよりこっちの方がいいんじゃない?」

 

こんな具合。

 

 

そんな時に大事なのが、信念をもって自分の意見を押し通すということ。

 

場合によっては「自分vs部下全員」という構図になることもあるでしょう。

 

それでも、自分の意見が正しいと思ったら絶対にぶれない事。

 

もちろん相手からは「分からず屋だな」と思われ嫌われるかもしれませんが、それは関係ない。

 

大事なのはチームにとってプラスなのかどうか?

 

そのために行くべきだと判断したなら行くべきだということ。

 

パターン③:間違ったことをしたら思いっきり叱る

 

 

上司と部下では抱えている責任が違います。

 

それゆえに、上司にとっては大惨事のような事柄でも、部下にとっては軽傷。

 

事の重大さを理解せず、へらへらしてるケースって結構あるんですよ。

 

そんな時には思いっきり叱らなければならない。

 

怒鳴り散らせ、手を上げろとかそういう話ではなく、深く反省させなければいけない。

 

これは結構骨が折れるんですよ。

 

なんせ相手は「そんなに怒ることか?」と思っているわけですから。

 

「なぜこれが重大な失態なのか」から説明していかなければいけない。

 

当然部下からすれば「そんなことでいちいち怒るんじゃねーよ」と思っているので「嫌い」という感情が湧いてくる。

 

ただしここをしくじると、次も同じことをしてチームに迷惑をかける可能性が高いので折れずに戦ってください。

 

具体例を3つ紹介しましたが、皆さんはこんなシチュエーションの時、筋を通していますか?

 

相手の一時的なネガティブ感情に流され「嫌われたくない」が先行して折れたりしていませんか?

 

 

一番ダメなのは部下の顔色を伺うこと

 

 

こういう時に一番やっちゃいけないのが、

「相手の顔色を伺って折れてしまうこと」

 

・機嫌を損ねたくないために、相手のウンコみたいな提案を採用する
・自分の意見が反対されたときに納得いってないのに折れる
・叱らなきゃいけないのに、拗ねられたくないから我慢する

 

こんな感じ。

 

繰り返しになりますが、管理職の目的は「チームを成功に導くこと」です。

相手の顔色伺って成果出せるならいいですけど、それはないでしょう。

 

そしてここ重要ですね。

 

散々相手の意見に合わせ、自分の意見を曲げて、進んだ先が失敗だったとしましょう。

 

責任を取るのは誰ですか? あなたです。

 

そして恐ろしいことに、部下たちは全員知らんぷりです。

 

「あなたがリーダーでしょ?」

「チームの失敗はあなたの責任でしょ?」

 

こんな風に、部下の気持ちを優先して取った行動だったはずなのに、失敗したら誰も味方をしてくれない。

こういう状況になっているチームは本当に多い。

 

逆に、一時的に嫌われたとしても自分が正しいと思った方向に導いたリーダーの場合。

結果が出たときに、さっきと逆のことが起きます。

 

「最初はちょっと乱暴だなと思ったけど、この人の言うことが正解だった」

「自分はまだまだだった。やっぱりこの人はすごい」

 

口に出さないまでも、あなたのことを尊敬し、認め、好いてくれます。

 

これが部下に迎合し、顔色を伺うことがダメな理由です。

 

最終的に、

「なんだかんだあの人がリーダーでよかったよね」

と言われる未来を想像して今動けるかどうか。

 

ここがひとつ、大事なポイントではないかと思います。

 

 

というわけで今回は以上です。

 

「部下から慕われ、愛される上司になるための心得50選」では、今回のような内容を計50個の項目で解説しています。

 

興味のある方は覗いてみてください。

 

それではまた次回!

 

 

Twitter⇒ponyo1125

 

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