「相手の話を聞くこと」と「自分の意見を貫くこと」は相反するものじゃない話

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会社員向け

 

 

※この記事の内容は「部下から慕われ、愛される上司になるための心得50選」から抜粋しています。

興味のある方は覗いてみてくださいね~

 

HIRO
HIRO

どうもこんにちは、HIROです

 

今回は「相手の話を聞くこと」「自分の意見を貫くこと」は相反するものじゃないよというテーマでお伝えしていきます。

 

タイトルで結論言ってしまっていますが、深掘りしながら解説していきますね。

 

「自分はこう思うけど、部下や周りの人間は違う意見を言っている」

 

こんなシチュエーションってよくありますよね。

 

そんなときに「相手の意見をどこまで聞くか」に悩んだことも少なくないのではないでしょうか?

 

そしてなぜこの悩みが出るかというと、話を聞かなかったら

「自分に対して周囲から不満が溜まってしまうから」

ではないかと思います。

 

・うちの上司は話を聞かない
・頑固者だ
・自己中
・どうせ聞いてくれないなら意見なんかしない
・自分の話聞いてくれないならお前の話も聞かねぇよ

 

こんな風に言われた、もしくは思われた経験がある方もいるかと思います。

 

その結果、なんとか周りからの意見を聞き入れようと頑張るものの、結局収集がつかなくなってしまったり、成果があげられなかったりするケースも少なくない。

 

 

悩んでいる人
悩んでいる人

結局どうするのが正解だったんだろう・・・

 

過去を振り返ってみても、いまだに答えが出ず悩んでいる人もいるのではないかと思います。

 

今回はそんな方に向けた内容になっています。

 

前置きが長くなりましたが、早速本題に入っていきますね。

 

サクッと読めますので、ぜひ最後まで読んでいってくださいね。

 

「話を聞く」と「話を鵜呑みにする」は別物

 

「相手の話ってどこまで聞けばいいんだろう」と思っている人の多くは、

 

「話を聞くとは何か」

 

ここを勘違いしています。

 

話を聞くとは「相手の話を鵜呑みにすること」ではありません。

 

あくまで「相手の話に耳を傾けること」です。

 

当たり前ですが、相手の話に耳を傾けないのは絶対にダメです。

 

✅相手の話に耳を傾けていない例

・相手の話を途中で遮る
・目を見て聞かない
・作業の手を止めないで聞く
・途中で失笑する

 

こういうのはもちろんダメです。耳を傾けることすらできていない。

 

その上でだ。

 

耳を傾けたうえで、その話や意見を採用するかどうかは別問題だということです。

 

ここを多くの人が勘違いしている。

 

ここについては僕が某コンビニ店で店長をしているときによくあった事例を紹介しますが、

 

・パートさんから「この作業は私たちの時間帯じゃなくて深夜とかにやった方がいい」と指摘される
・アルバイトから「この商品の在庫が多いからもっと減らした方がいいと思う」と提案される

 

こんなことがよくありました。

 

もちろんこういった話や意見は真摯に聞きます。

 

その上で、全部却下しました。

 

理由はシンプルで、その意見が間違っているからです。

 

当たり前のことですが、相手の話が間違っていたらそりゃ否定しますよ。

 

リーダーの仕事は「チームを成功に導くこと」であって、

「部下の顔色伺いをすること」ではないんですよ。

 

要するに、

・話は真摯に聞き、受け止める(耳を傾ける)
・ただその意見がポンコツだったら採用しない(鵜呑みにしない)

ということ。

 

ここをごっちゃにすると、後々痛い目にあるので要注意。

 

話を聞かないレッテルを貼られる上司に欠落していること

 

ここまで読んだ方で、

 

悩んでいる人
悩んでいる人

でもやっぱり意見を却下されたら相手は話を聞いてもらえなかったと感じるんじゃない?

 

と思った方もいるかもしれませんが、はっきり言ってそれは間違いです。

 

もしそういう状況になったことがあるというならば、

「意見を却下したから」ではなく、「却下の仕方に問題があった」んだと思います。

 

相手の意見を却下する際にもポイントがあるんですよ。

 

ここを抑えていないとダメなので解説しますね。

 

褒める・お礼を言う

 

相手が意見を出してくれたら、まず褒めるんですよ。

 

そしてお礼を言う。

 

・こんな風に意見出せるなんてすごいね!
・意見出せるってことは普段から考えて仕事している証拠だよ!
・チームのために意見出してくれてありがとう!

 

こんな風に。

 

そうすると相手に「ちゃんと聞いてもらえてる」と感じてもらえるんですよ。

 

この「聞いてもらえた感」を相手に持ってもらえることが大事で、

 

これがあるとその後意見が不採用だったとしても遺恨が残らない。

 

逆に言うと、この辺の対応ができていないと、

 

「あいつはどうせ意見出しても聞いてくれないから言っても無駄だ」

 

こんな風に思われると同時に、「話を聞かない人認定」されてしまいます。

 

ただ余談ですが、昨今の労働者って、
・労働は最低限
・定時であがりたい
・給料もほどほどでいい
こんな風に思っている人が多い。

 

なので「意見を出してくれる人」ってかなり貴重なので、こういう人をないがしろにしない方がいいですよ。

 

多少面倒くさい面があったとしても、金の卵だと思って接しましょう。

 

却下した理由を言う

 

 

相手の意見を却下した時に、「必ず理由を言う」こと。

 

これが大事。

 

ここの説明が足りないと、

「せっかく意見出してやったのに理由もなしに不採用かよ」
「どうせ初めから聞く気なかったんだろ」
「もう一生意見なんか出さねぇ」

こんな風に思われてしまう。

 

そうならないためにも、

「相手の意見却下」「その理由を説明」

これは必ずセットでするようにしましょう。

 

そうすると相手に納得感が生まれるので、「話を聞かない奴」という印象は与えずに済みます。

 

この2点ををみんなおろそかにするから、

・自分の意見しか信じない人
・周りの話を聞かない人

になってしまうんですよ。

 

自分の意見を貫くことが大事

 

ここまでの話を簡単にまとめると、

 

・話を聞くとは相手の話に耳を傾けること
・すべて相手の意見を鵜呑みにするということではない
・意見が間違っているとき時は却下する
・却下の際にはポイントを抑える

 

といった内容でした。

 

そしてここがポイントですね。

 

ここまできたらあとは徹底的に自分の意見を貫くんですよ。

 

「周りの声にも耳を傾け、良いものは取り入れ、悪いものは却下した」

 

そこまでして出した「最終的な自分の意見、判断」を徹底的に貫くんですよ。

 

実際問題、チームで活動をしていると、

こういった最終フェーズまで来てもなお、ぐじぐじ反対意見とか言う人いるんですよ。

 

「やっぱり納得いかない」

「絶対にこっちの意見の方がいい」

みたいな。

 

ただ、そういう意見は徹底的に無視する!

 

なぜなら、そうしないとリーダーシップが発揮されないからなんですよ。

 

一度意思決定したはずなのに周りにダラダラ流されている姿は、かなり頼りない。

 

こういう頼りないリーダーのもとに人は集まりません。

 

それに、自分の意志や信念を曲げて、もし万が一失敗したり結果が出なかったら、一生後悔します。

 

先程も言いましたが、リーダーの仕事は「チームを成功に導くこと」であって「顔色を伺うこと」ではありません。

 

耳を傾けたうえで、それでもなお自分の意見に賛同できないような人は、

「チームを抜けてもらって結構」くらいの気持ちでいた方がいいですよ。

 

信念と責任をもって、自分の意見を貫き、チームに結果を出させることを最優先に考えるようにしましょうね。

 

ということでまとめです。

 

「相手の話を聞くこと」と「自分の意見を貫くこと」は相反するものではない。

 

・話を聞くとは耳を傾けること
・すべて鵜呑みにするわけじゃない
・ダメなものはダメだし良いものは良い
・相手の意見を却下する際にはポイントを抑える
・これらを踏まえたうえで出した最終的な意思決定は絶対にブラさない

 

今回の記事を参考に、

「話を聞かない上司だと後ろ指刺されてきた過去」を払拭できるよう頑張ってください!

 

ということで今回は以上です。

 

「部下から慕われ、愛される上司になるための心得50選」ではこんなような内容を計50個の項目に分けて詳しく解説しています。

 

興味のある方は覗いてみてくださいね。

 

それではまた次回!

 

 

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