※この記事の内容は「部下から慕われ、愛される上司になるための心得50選」から抜粋しています。
興味のある方は覗いてみてくださいね~
どうもこんにちは、HIROです
今回は「求心力の身につけ方」というテーマでお伝えします。
・そっぽを向かれてる気がする
・カリスマ的なリーダーになりたい
・みんなから慕われたい
こんな風に思っているリーダーの悩みを解決する内容となります。
✔求心力とは
他人を引きつけ、その人を中心にやっていこうとさせる力
※引用:goo辞書
「あの人ってカリスマ性があるよね」
「あの人が言うことなら間違いない」
「一生あの人についていきたい」
あなた自身こんな風に思った上司やリーダーを見たことがあるのではないでしょうか?
今回はそんな「求心力があるリーダーになるための方法」についてまとめました。
3分くらいでサクッと読める内容なので、ぜひ最後までご覧くださいね。
求心力を身につける方法5選
①日頃からコミュニケーションを取る
まずこれは前提となる部分ですが、日頃から部下とコミュニケーションを取ること。
これ非常に重要です。
コミュニケーションといっても、ただ雑談してればいいというわけではないですよ。(それも大事だけど)
日頃当たり前に部下がやっている業務を見て、一言かけてあげること
これが日頃行うべきコミュニケーションです。
「いつも○○してくれてるよね、ありがとう」
「前から思ってたけど、挨拶元気だよね。こっちも元気になるよ」
「みんな気が付いていないかもだけど、いつも〇〇してくれてるの知ってるよ」
こんな風に、「いつもやってくれてること見てるよ」と伝えること。
これが大事です。
「周りはあまり重視していないけど、自分は好きでこだわってやってること」みたないことだとなおさら良いですね。
「そんなことまで気が付いてくれてるの?」と思ってもらえるんで。
これは関係性づくりの前提、土台部分の話です。
これができていないと、こっから先のことを実践してもなかなかしんどいかもです。
要するに、部下に「見てもらえてるという感覚」を与えること。
これが大事。
②明確な目標を与える
続いて、明確な目標を与えること。
これも求心力をつけるためには重要です。
求心力をつけるということは「部下から慕われる」ということですよね。
✅では部下はどういう時に上司を慕うのか?
それは「認めてもらえた時」です。
・それを上司に認めてもらえた
これをどれだけ多く積み重ねるかが大事だということ。
✅では目標がないとどうなるか?
達成するもの(目標)がないので、認めようがない。
要するに「認めシロがない」んですよ。
だから目標は絶対に与えなきゃダメなんですよ。
ただ、注意点もあります。
目標設定を間違えるとこれが逆効果になってしまう場合があるということです。
結論からいうと「目標は現実的に達成可能な設定をすること」です。
・普段1日10個しか売れない商品を今日だけ1000個売るという目標を立てる
・月に1件しか成約が取れない営業マンに月30件のノルマを与える
・周りはこれくらいできてるんだから、お前もこれくらいやれという目標設定
こんな風に、現実的に達成が難しい目標を与えても逆効果。
士気を下げるだけです。
先程もいったように、大事なのは「目標を達成させて認める」というプロセスです。
そういう意味でも「達成可能な目標を与える」こと。これが大事です。
③責任をもたせる
求心力をつける方法3つ目が、「部下に責任をもたせる」ことです。
一見すると「責任をもたせる」というのはネガティブな印象をもつ人もいるかもですね。
プレッシャーに感じて嫌になってしまう人もいるのでは?と。
ただこれ実は完全に逆です。
これ覚えておいてほしいんですが、
「責任の大きさ」と「成功した時の達成感」は比例関係にある。
✅例えばある商品を100個売る場合
B.プロジェクトリーダーとして、企画の立案や販売方法の提案。メンバーのマネジメントやモチベーション管理まで実施。結果的に100個販売した
上記のAとB、どっちが達成感大きいかは言うまでもありませんよね?
これが責任と達成感が比例関係にあるということ。
そして求心力の話に戻ります。
部下が達成感に満ち溢れている状況でべた褒めするんですよ。
・お前だから達成することができた
・本当にお前に任せてよかった
・これからも頑張ってほしい
部下は、脳からドーパミンだばだば出るほど嬉しいと思いますw
そしてその感情が求心力に変わっていくというわけです。
ちなみに、これはこれまで関係性が悪かった部下相手にも結構有効です。
なぜなら、部下が達成感に満ち溢れているときというのは一種のボーナスタイムだから。
機嫌が最高に良いときって、なんかネガティブなことがあっても笑って許せちゃったりしますよね?
それと同じで、これまで多少関係性が悪かったとしても、この状態のときにべた褒めすると相手は素直に受け取ってくれるのでオススメ。
一点だけ注意点で、責任を負わせるのは成功する確率がほぼ100%に近いプロジェクトに限った方がいいということ。
なぜなら、責任を負わせといてもし失敗したら最悪だからですね。
求心力どころの騒ぎではありませんw
④必ずフィードバックをする
求心力を身につけるための4つ目。
部下の行動に対して必ずフィードバックをすること。
ダメな上司の特徴としてよくあるのは「言いっぱなし」です。
出した指示やお願いした仕事に対して確認もしなけりゃ検証もしない。
気持ちはわかるんですよ。
会社から求められることって日単位、時間単位でコロコロ変わるので、
「昨日まではこれが熱かったけど、もう今はそれじゃない」
「それよりもこっちのほう優先的にやってほしい」
みたいな。
でもこれ部下にとっては関係のないことで、
「せっかく頑張ったのに一言もねーのかよ」
と相手はかなり萎える。
すると「もうあの人の言うこと聞くのやめよう」に変わり、
求心力がどんどんなくなっていく。
仕事を振ったら最後まで付き合う。
これは意識した方がいいかもです。
⑤部下に相談をする
最後、5つ目が「部下に相談すること」。
これ結構大事です。
「部下に相談なんて情けない」なんて言ってる人は昭和から時がとまってるので頑張って令和まで戻ってきてください。
人って、基本的に認められたいんですよ。
上司にもそうだし、取引先にもそうだし、お客さんにもそうだし。
そんな中で、直属の上司から、
「これどう思う?」
「これとこれで悩んでるんだよね」
「○○ならどっちがいいとおもう?」
こんな風に相談されたらどうでしょう?
「自分のこと頼ってくれてる」
「自分のこと認めてくれてる」
こんな風にテンション上がるのではないでしょうか?
その気持ちが「自分のことを認めてくれた上司」という認識に変わり、
結果的に求心力につながります。
一個補足ですが、これ自分の中で答え決まっててもいいんですよ。
別に悩んでいない事でもいいんですよ。
大事なのは「相談をして意見をあおぐアピール」をすること。
頼られてる感を相手に感じてもらうことが大切だということです。
注意:悩みすぎはよくない
ここまでで求心力の身につけ方をお伝えしてきました。
ただ矛盾するようですが、「いま自分が求心力あるかどうか」についてはあまり考えない方がいいです。
なぜなら、求心力があるかどうか不安に思うと、求心力から遠ざかる行動をとってしまうから。
例えば、
・自分のこと慕ってくれてるかな?と不安になっていると、立ち居振る舞いに表れる
・なにかを判断するにも自信をもって決断できなくなる
・周りの顔色が気になって言うべきことが言えなくなる
こんなことになりがち。
すると「頼りなくて仕事ができないリーダー」が爆誕してしまう。
そんなリーダーには誰もついていきたくない。
結果的に求心力は身につかない。
要するに、意識することは大事ですが結果的にどうかはあまり考えない。気にしない方がいいですよ。ということです。
というわけで今回は以上です。
「部下から慕われ、愛される上司になるための心得50選」では今回のような内容を計50個の項目で深掘り解説をしています。
興味のある方は覗いてみてください。
それではまた次回!!!
Twitter⇒ponyo1125
Threads⇒satokankan
コメント